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私たちも、彼を追いかけるように二人でリビングに入ると、イケメンくんが私たちを見て笑った。

(？)「なーんか、みっちーとAちゃんお似合いやなぁ笑」

『っ、いやなんもないから！』

(？)「なんも言ってへんやん笑ごめんごめん。はい、仲直り～」

『ん〜、痛いなぁ笑』

そう言ってイケメンくんが道枝くんの手を握ってぶんぶんと振った。強すぎてちょっと痛そうだけど、道枝くん笑ってるしいいのかな笑。 ……って、何だか2人の世界。

と、イケメンくんがパッとこちらを向いた。

(？)「あ、Aちゃんも！はい、初めまして〜」

「はじめまして…笑あの、お名前聞いても、？」

(？)「んぇ！なーあ、みっちー紹介しといてって言うたやんか！」

『え、忘れてた』

(？)「うそやろ、絶対笑あ、長尾謙杜です。なにわ男子、やってまぁーす。けんとって呼んでなー」

そう言ってイケメンくん、じゃなくてけんとさんが、右手をあげてなんとも軽く自己紹介をした。

「けんとさん…」

謙「ちゃう！けんとくん！」

「…あ、けんとくん笑りょうかいです、！」

謙「あ、あとタメなー」

「！！、あ、え、りょうかい、！笑」

謙「んー、完璧や〜ん」

…すっごい距離の詰め方、笑。道枝くん以上の陽キャだなぁ

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