♡ (ページ31)

今日:23 hit、昨日:134 hit、合計:19,284 hit

31 ページ31

・

20分後。まだ片付けをしていた私に、来客を告げる音。

｢あ、道枝くん！ごめん、っあと5分、！」

『んは、りょーかい笑…うるさいっ。』

｢…なんか言った？」

『…ん、あ、何でもないっ！ごめん！』

そして、ようやく片付けを終えた私は勢いよく玄関のドアを開けた。

｢ごめん！おまた…せ？」

(？)「わー、Aちゃんや！」

『あ、ちょっ、声でかいって…』

私の目の前にいたのは、道枝くんより一回り背の小さいイケメンと、苦笑いの道枝くん。

…あれ、この子どっかで見たことあるかも。

｢えーっと、とりあえず中入ります？笑」

(？)「ええの！？おじゃましまーす！」

『...はぁ、ほんまに、笑ごめんな、Aちゃん』

「あ、いえ全然笑元気な子ですね笑」

『うるさいだけやで、ほんま笑ごめんなー、後で説明するから』

「はい笑」

気付いたらリビングに入って行ってしまっていた謎のイケメンくん。…なんだかすごく、子供みたい笑。

・