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こんな風に、人って恋に落ちるのかもしれない。なんて詩的な言葉が脳に浮かんでくるくらいには、浮かれている。

マ「あれ？A？どこ行ってたの？笑」

「あ、えっと、前共演した方に捕まっちゃって…笑」

マ「そっか笑ねえ、Aなんかあった？」

「えっ、！」

マ「そんな驚く？笑」

「あ、あーいや別に？笑」

マ「ふーーん？」

あれ、マネさんに疑われてる。そんなに顔に出てたか…
気をつけなきゃ笑

マ「はい、着いたよー」

「はーい、明日はー？」

マ「明日はー…お、オフだ。え、何ヶ月ぶり？」

「ほんと？！やったあー。全然半年とか？笑」

マ「最近忙しかったもんなー。ゆっくり休めよ」

「ありがとう、海斗さん！」

やった、明日は何しようかな。
いつもより軽い足取りで、マンションのエントランスを抜けた所でスマホが鳴った。

" 駿佑から新着メッセージが2件あります。"

…これはやばい。外でこんなのを見てしまってはたぶんダメだ。
そう思って、自分の部屋まで全力猛ダッシュした。

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