▼ 呪術高専に愛され狙いが出現した【呪術廻戦】

団欒ってかこれ ページ24

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結局五条先生の喜久福は犠牲になりました。美味かった。



「じゃ、俺はこれで」



喜久福は要らんと伏黒くんはさっさと出て行ってしまった。

あの子いつもどっか行くよな。協調性のカケラも無いよな。



そして意外にも美月さんは残った。

なんで？棘くん待ち？



そんな棘くんはさっきからチャックに指を掛けジャッジャジャッジャしてる。威嚇するな。





「あのぉ、私……そこのセンパイと2人でお話ししたいんですけどっ」



「棘か？持ってけ」

「ご指名だぞ棘」



「【 ふ 」



「おいおいおいおいおい私の部屋でお前バカ野郎！！！！！」



布団から飛び起きて無事な足で駆け出し棘くんのチャックをジャッと上げた。



お前高威力のそれ！！！

見境ない上に迷う事なく吹き飛ばそうとしてんじゃない！！！





「というか咄嗟に飛び起きたせいで腕振っちゃったから死ぬほど痛い」

「命ある故の痛みだな」

「良い感じで誤魔化そうつったってそうはいかねえからな」



適当なレスポンスで惑わそうとすんな。



というか美月さん、私を指してなかった？
頑なに名前を呼ぼうとしてなかったけど。



「用があんならさっさと話せよ」

「………えっ？あの、真希センパイたちはちょっとここから出て行っ」



「ああ良いよ気にすんな、俺らは道端の石ころとでも思ってくれて良いから」

「しゃけ〜」



「えっ、だから、センパイと2人で」





「お前みてぇな信用もクソもねえ上に陰湿で鬱陶しい嫌がらせばかりしやがる女とウチらのダチを2人きりにさせるわけねーだろ」



「そうそう。あと君には関係ないと思うけどしばらく俺らここに泊まるつもりだから。UNOとかトランプとか持ってきたからさ、何というか、寝込みを襲うってことは出来ないよなー。いや、別に君には関係無いんだけどね」



「しゃけ。」



棘くんが私のベッドの側に椅子を引いてきて座り、私と美月さんの間に入った。







「多分君達は、私の知ってる君達と違う人間だ」



それか都合のいい夢だな。



そしたら個々で小突かれた。
急所と患部を避けるところは優しいな。



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