▼ 呪術高専に愛され狙いが出現した【呪術廻戦】

そりゃ怒るわ ページ3

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「おかか！！！！！！！！！」





「おいとうとう棘が怒ったぞ」

「あんな腹から出した棘の声初めて聞くんだけど」

「ずっとスルーしてたもんね。誰も関わりたくないよね」

「ひっつき虫くっ付けられたみたいな扱いだよな」

「ひっつき虫ってあれ？くっつきボンボン？私んとこはくっつきボンボンって言うわ」

「地域で言い方変わるよな。うちはひっつき虫だけど。悟は何て言う？」



「オナモミ」



「正式名称かよつまんな。白けるわ」

「遊び心皆無。心無き化物。子供の頃無心で蟻を踏み潰してたタイプ」

「正解言っただけでこんなボロクソ言われる？」





緑色のくっ付くアレ。みんな何て言う？





「お！！！！か！！！！か！！！！！！！！」





「おいおいおい、マジギレだぞあれ」

「もうなんか良い感じにハケない？みんなでせーので逃げ出さない？」

「君の立場、一応被疑者のままなんだけどね」

「せーので行こうぜせーので」



私たちの声が聞こえてたのか、棘くんが口まで上がったチャックに手をかけジャッと下ろした。



「吹っ飛ばされるぞあれ、まとめてうちら吹っ飛ばす気満々だぞあれ！！！！」

「大丈夫俺らには盾がある」



「僕一人だけトンズラこいてやろうかな」



背の高い五条先生の影に隠れた。

こっから見ても分かるくらい棘くんめちゃくちゃ怒ってる。


その後ろでぴったりくっ付いてるくっつきボンボン、じゃなくて美月さんは「私のために怒ってくれてる……！」みたいな感じでウットリしてる。

あの子の思考回路凄まじいな。





「何してんだよ馬鹿ども」





そして姉御の出現。
荒野に咲いた一輪の花。

五条先生の服を引っ掴んだまま彼女を招き、事のあらましを説明する。



「アホくさ。勝手に殺し合ってろよ」



「そこまで殺伐としてないから。寧ろ同級生が殺し合っても良いと思ってんのか」

「まず棘を回収しよう。アイツ、あんなに女の子にべたべたされた事無いからちょっと腕にサブイボ立ってるの見えた」

「拒絶反応起こしてんの？？？」



嬉しいんじゃなくて不快なのかよ。



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だってもゼネストもない→←高専だしね

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