▼ 呪術高専に愛され狙いが出現した【呪術廻戦】

それはそれであり ページ19

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「センパイに水掛けられました！！」







「今回はちょっと信憑性あるぞ。アイツなら最悪やりかねん」

「暴力沙汰では無いですしね」

「Aさん目に見えてイライラしてたし、やっちゃうのも無理ないわ」

「しゃけ」

「にしてはショボい量だな。台風くらい浴びせろよ」







「まず話聞こう？」





各々の考えを各々話し出すな。



校舎裏にて、ぶん投げた美月さんがふらりと校舎の影へ向かったのを不審に思い、校舎の陰で突っ立っていた彼女に「どしたの」と近寄ったら急に持ってたペットボトルの水を自ら頭から被ったのだ。



ちょっと頭使ったな。
私がやったと思われても無理はない、かも。





「じゃあ一応、動機とか聞いとこうか」





私の信頼地に落ちたんか。



「私、やってないです」

「犯人って大抵そう言うもんな」

「お前はいつかやるって思ってた」



え？みんな急に私のこと嫌いになったの？





「俺、やる事あるんで戻ります」



「もうちょっと興味持とうよ伏黒くん」



びっくりするくらい食い付かないな伏黒くん。

仮にも女の子がぬれてるんだぜ？服がちょっと透けてるんだぜ？



美月さんはそれを物凄くアピールしてるんだぜ？





「私、こんな格好だと風邪ひいちゃうかも……っくしゅん、」





「だって。棘くん出番だ」

「おかかかかかか」

「バグったんか」



「ま、とりあえず女子。誰か付き添ってやれよ」



「ま、またセンパイに襲われるかもっ、怖いから誰か、男の人……っ」





「アイツ指名する位の余裕はあんのな」

「女子はお呼びでないですって」

「なんだか無性に脳髄引き摺り出してやりたい気分」



怒らせてはいけないNo.1とNo.2キレちゃった。

君に未来は無いようなもんだぞ。



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