▼ 呪術高専に愛され狙いが出現した【呪術廻戦】

ぱっぱらぱ ページ18

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名も知らない一年の子が1人、死んだらしい。


交流会が行われると知った数日後に教えてもらった。





「私聞いてない」

「お前に知らせて一体何の得がある？」



損得勘定で判断する内容じゃないと思うんだ。



そっかそっか。だから君らは強くなろうとしてるのか。きっと大切な仲間だったんだろうと納得する。


ならば私も腕を振るおうではないか。







「どっせいやーい」と彼らをぶん投げ祭り。



各々悲鳴を上げて(主に女子)飛んでいき、グラウンドの地面に転がる。

うーん楽しい。定期的にこういうの授業の合間とかに挟んでくれないかな。



「っ痛、痛い……っ！ふぇぇ……」



地面に転がった美月さんは腕を庇いながら涙ながらにこぼす。



そしてチラチラ男の方に視線を向けているが丸わかりである。





「いくらいくら」

「そうスね。確かに近接タイプ相手にその方法は悪手かと」





そしてその視線の先の者達は話し合いの最中である。


思い切り背を向けてる。
アイツらもう眼中にすら入れようとしてない。





五条先生までいつの間にか消えてる。





「オラ、もう一回行くよ美月さん」


「キャッ、触らないで！！」





めちゃくちゃ拒絶するやん。

伸ばした手をスパン！と叩かれた。



しかしそんな事など無視。
腕をむんず、と掴んでぶん投げた。



お前が嫌だとか知ったこっちゃねーーーんだよ！！！！







「のばらぁ……！あの人、私ばっかり厳しいの！野薔薇も見てたでしょっ！？」

「5メートルぶん投げられた程度で喚くんじゃないわよ。伏黒なんか30メートルぶっ飛ばされてんのよ」





女子相手だから優しめに投げてます。





「っ、ふぇ、野薔薇のいじわるっ。私の気持ち全然分かってくれない！」

「……アンタさぁ、何しにここに来たっての？その程度で弱音吐いてんじゃないわよ、男漁りに来たんなら共学の高校にでも行けば？」

「っ、もういいもん、野薔薇のば」





「Aさーーん！！もういっぺんやりなさいよオラ！！」





勇ましい上に誰よりも逞しいなこの子。


好感度がマキとどっこいくらいまで上がりました。



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