▼ 呪術高専に愛され狙いが出現した【呪術廻戦】

高専だしね ページ2

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そんなことやってたら美月さんは顔を手で覆って泣き始めた。

あーあーあ。五条先生がちゃんとフォローしてあげないから。



「えっ僕が悪いの？」

「傷付いた生徒の心を優しくケアしてあげんのが先生でしょうよ。しっかりやれよ不審者みたいな格好しやがって」

「僕も今心のケアされたい気分」



爪弄りながら言ってんなよ。


そしたら二年男子がこっちに来た。
泣き声に釣られたらしいけどニヤニヤしてる。特にパンダ。



「わー、Aが一年の女子泣かしてるー」

「しゃ〜けしゃ〜け」


「楽しそうに入ってくんな。冤罪だよ冤罪」





「冤罪だなんて……！ひどいです、センパイ！！」





「お前って偶に人殺しそうな目してるもんな」

「しゃけ」



どんな目？
しかも定期的にそんな目してんの？


あとお前らまで普通にあの子無視すんなよ。



五条先生は遠くの空をぼーっと見つめている。





「ふぇぇっ……センパイっ！！」





全く動じないし何もしてくれない五条先生に愛想が尽きたのか、彼女は(女の子走りで)駆け出した。

(ノリで)両手を広げて待ち構えるパンダを通り過ぎ、棘くんの懐へダイブ。



この中で一番包容力も抱擁力も無さそうな奴に行っちゃったよ。



「俺今、すっごい笹をヤケ食いしたい気分」

「律儀にパンダしてんな」

「パンダなんで」



隙を見てさっさと逃げようとした五条先生の服を掴む。



「事態の収集付けろよ大人だろ」

「僕超絶忙しいんだけど」



「前そう言って任務サボって職員室でドーナツ貪ってたの知ってんだぞ」



「えっマジ？悟サイテ〜」

「ちょっと公にしないでよ、マジぴえんなんだけど」

「無闇に流行りに乗っかんなアラサー、恥を知れ」

「そこまで言う？てか何でバレてんの？」

「硝子さんからのタレコミ」

「アイツ息するように裏切ったな」



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そりゃ怒るわ→←偏差値高いからね

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