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「えーー、イマドキ英語出来ないとかヤバいですよぅ。ホント遅れてるってゆうかぁ」
嫌味ったらしく笑う不乱蔦さんに指を差されながら「そーだね」と遠くを見ながら頷く私。そんな事言ったら凛以外の選手たちも遅れてるって事になるが分かってるのか乙女よ。
「確かにその通りだな」
まさかの凛が同意するようにボソッと呟いた。
一様に凛へと視線が集中する。
凛は私をガン見している。
「今の時代、着々と国際化が進んでんのに英語が出来ねえ日本人なんざ存在価値が無え。そんな無能はさっさと淘汰されるべきだ」
「存在価値が無い……」
「っそ、そうだよねぇ！凛くんもそう思」
「クソ女、お前はそっちのゴミカス4人を教えろ。俺はAさんをマンツーマンで教える」
お前人を簡単にクソとかゴミとか言ってんじゃねえ。目線で凛に向かってそう訴えかけるがそれを無視した凛はまた私に向かって手招きをする。
「Aさん。アンタは俺が教えてやるから来い」
「結構です」
「あ？」
額に青筋浮かべて睨まれてもお前のその態度はよく知ってるから怯まないよ。
「選手じゃないから結構だ」
「時代錯誤のクソババアになっても知らねえぞ」
「じだいさくごのくそばばあ……」
「Aさんのことを指してんじゃない、例えだ例え」
普通にBBA呼ばわりされて普通に傷付いた。
傷付いてるところに凛に腕を引っ張られて移動させられる。
「え、凛くん！？」
「場所は譲ってやる。Aさんはこっちだ」
傷心Aさんをグイグイ引っ張る凛は心なしか機嫌が良さそうである。おっかなびっくりな様子の5人に構わず凛は独裁状態である。
「べっどのうえ……」
「ここしか無いんで。俺は気にしないんで乗ってください」
「わたし きにする……」
「いつまで拗ねてんスか。心配すんな、俺がミッチリ教えてやるから」
いやでもべっどのうえ、じゃなくてベッドの上は嫌だろ。
他人が乗るのに抵抗無いの？付き合いの長い幼馴染とはいえ。
そういや昔、普通に冴凛のベッドの上に乗ったり私のベッドの上に乗っからせたりしてたな。じゃあ良いか。
「別にベッドを机みたいにしても良いやで」
「早く」
中々来ない私に若干イラつき始めた凛に「分かったよ」と折れて靴下を脱いだ。
這うようにベッドに乗ればギシリ、とベッドのスプリング音が響く。
どこからか生唾を飲み込むような音も聞こえた。
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シナモン - とても面白かったです‼士道最高でした‼ (11月23日 10時) (
レス) @page36 id: 8b3e9c667d (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - いつまでも応援してます (10月28日 18時) (レス) id: 76125fe83b (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 面白かったです！！すごく！文才を感じました！ 是非また更新してくださると嬉しいです！！ 応援してます！ (7月27日 1時) (レス) @page36 id: c33439ae2b (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴(プロフ) - もしかして更新終了してしまいましたか…？ (6月23日 23時) (レス) @page36 id: fcd2bda98b (このIDを非表示/違反報告)
ペペのん - え……お…終わり!?でも､この作品とっても面白かったです!! (6月23日 18時) (レス) @page36 id: 97854132f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nny。
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月23日 0時
