▼ 青い監獄に愛され狙いが出現した【ブルーロック】

「クソはあるわ」 ページ4

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「お池のまわりにぶんぶんぶん！っと。お！」



「Aちゃん、今日俺のオシッコ絶好調だったよ！」と呑気にほざく蜂楽から全くもっていらん報告を受け「ほーん」と無気力に返答する。



取れねえんだけどこれ。ゾウでも詰まってんの？



「そちらの守備どーですか〜」

「守備もクソもねーわ。いやクソはあるわ」

「もうちょい言葉に気をつけましょーよメイドさん」



「このコスプレ(メイド服)始めたのってふざけたTVショーの宣伝の為かな。それか色んなとこから圧迫受け続けてトチ狂った絵心さんから捻り出された趣味だったりするんかな」



「うーん、分かんね。俺は目の保養ってやつで良いと思うけどねん」



「にしてもAメイドさんは鉄壁ですな」と私の長いスカートをそっと摘みながらほざく蜂。叩き殺すぞ。



「練習行けや」

「流石にこれ以上やるとオーバーワークだし良い子は寝る時間！てかAちゃんいつもこんな時間まで働いてんの？」

「ア？そうだよ。死ぬほど人手不足だからなァ！！！！」



早朝深夜残業諸々当たり前じゃ！！！と勢いに任せズッコン！！！と引き抜こうとして、この後考えられる最悪の展開が思い浮かび寸前で止まる。

そして調節されたスピードとパワーでスッポンを引き抜けば、見事詰まってた本体と思われるアレやコレが出てきた。



「すっげ。グ○すぎ。よく間近で見てられるよね」

「毎日掃除してりゃ嫌でも慣れる」



前は人が多かった分クソみたいな状態(直接的な表現)のトイレがあったりしたけどあれはマジで殺したくなったな。
選手が減って変な使い方するボケカスはいなくなったけど、彼らも疲れてるのかトイペを沢山使用して詰まらせたりとかした奴もいた。


マジでリアルな尻拭いとか言ってらんねーよな。



多少汚れの付いた便器をウエスで拭き上げ、壁や床にも洗剤をかけて諸々拭き取れば終わり。



「ハイ、後はご自由に」

「ご苦労様です！マジ頭上がらんです」

「これで金貰ってんだからそーいうの良い」



「いつもありがと、Aちゃん！」



そう言い残し、蜂楽は言ってしまった。
良いって言ってんのに。律儀なやつだな。



　



　



「「Aちゃんが仕事してない」って、そんな訳無いのにね」



ウソ吐くならもっと上手いこと考えなきゃダメだよ、と。

蜂楽は先程「せんぱいが仕事をしてくれないのっ」と泣きついてきた“Aちゃんの後輩ちゃん”の事を思い出し、ペロ、と舌を出した。



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