これは、モブに成れなかった物語 (ページ6)

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お風呂から上がり
日課のスキンケアも終わらせて後は寝るだけなんだけど

肌の為にもう寝ようかな。
でも眠たくないんだよな～

う～ん、やることも無いし寝よ
あ、ビタミン剤飲むの忘れた。

下降りて飲むか

なんでビタミン剤飲んでるかって
美容の為だよ。

肌荒れとかしたくないし
ただでさえ生理前は肌の調子が悪いから
その予防だよ。

キッチンでお水を注ぎ、ビタミン剤を飲む

すると

ママ「あら？Aちゃん。もう寝るの？」

『うん、ビタミン剤も飲んだし……お休みする』

パパ「そうか……Aおやすみ」

ソファーでくつろいでた両親が
こちらに気づきこっちへ来た。

パパはそう言うと私の額にキスを落とした。

『パパ、私もう中学生なんだけど？』

ママ「光忠さんったらぁ～、ふふふ、おまじないよAちゃん。」

パパ「悪夢を見ないためのおまじないだよA。小さい頃はよく見て泣いていただろ？」

『そうなの？覚えてない～』

ママ「小さい頃だからね。ふふ暖かくして寝るのよ？」

『うん、おやすみ』

悪夢を見ないためのおまじないねぇ
既婚者で自分の父とは言えイケメンにキスされると照れちゃう……

さぁて自室に戻って寝よ……