これは、モブに成れなかった物語 (ページ4)

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いやぁもう。辛いです。

『ただいまぁ……ママ』

ママ「おかえりなさい！Aちゃん」

こちらは現世のママです。
私から見ても美人だし胸あるし
え、今本当に35？？って感じのママです。

料理も上手だしこの人から産まれてきて良かったぁ！！って思う。

『あれ、今日パパ帰ってくるの？』

ママ「そうよ～、光忠さん帰ってくるのよ～ふふ、」

いつもよりおかずが多いからまさかとは思ったけどパパ帰ってくるんだ。

『パパしばらく家に居るのかな……』

ママ「そうらしいわよ。お仕事がひと段落したんですって！」

『ふふ、パパと買い物行きたいな……』

ママ「私もその中に入れてちょうだい？私もAちゃんと一緒に買い物行きたいわぁ」

『3人で行こうよ！』

よし、新作のコスメ買って貰おう。
新作って言ってもリップと24Hコスメなんだけど
あと、ケアセット
SK-IIとかあればいいんだけど
アレ高いし、14歳から使うのって嫌味よねぇ
拭き取り化粧水とか売ってれば買って貰お！

この歳からファンデとか塗りたくってたら将来後悔するわよ。本当に
まぁ前世の記憶を思い出したからそんな事言えるんだけどね。

めざせ、すっぴん美人！！！！
ノーファンデ肌！！！

ママ「3人でお出かけしたらAちゃんの欲しいもの買わなくちゃね！」

ママもそう言ってる事だし。
3人でお出かけする時は甘えちゃおうか