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1ｰA ページ3
電車を乗り継ぎ20分ほどで着いた雄英高校の大きな門に思わず立ち止まってしまう。
『今日から私ここで学ぶのか。』
学校を見ると少し中学時代を思い出し、友達のいない地でやっていけるのかという不安や、少しの後悔が入り交じる。
そんな思いを抱き、門へ足を踏み入れ自分の教室へ向かう。
『･･･誰専用？』
自分の教室へ向かうと、あまりにも大きいドアに1人でつっこんでしまう。
『失礼します。』
緊張しながらドアを開けると誰もいない様子。
少し早く着きすぎてしまったみたいだ。
黒板に貼られた座席表に目を通し、自席で大人しく読書をしていると廊下から足音が響く。
初めてのクラスメイトとの対面に緊張していると、
ドアが開く音がした。
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作者名：82 | 作成日時：2019年5月2日 13時
