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クリスマスの話 ページ18

遅れましてクリスマス。低浮上極めてました(?)
相変わらずのクリぼっちでございまして…?
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【クリスマスイブ/彼女視点】
『…ん〜、朝…ですか』
起きて時計を見ると、私にはまだ早い午前7時。不破さんも、まだ寝ているようだった。
しばらく隣にある可愛らしいお顔を見つめ、するっと頬を撫でてみる。「うぅ…」と唸る声。先程より体を丸め、まるで猫のように感じた。
『ふふっ、可愛いですね』
不破さんが起きるのを楽しみに、スマホの画面でもう一度時間を確認する。…と、今日はクリスマスイブであった。明日はお出かけ。イルミネーションを見たりしようという話を先日したばかりだ。
さて、今日は何をしようか。チキンとケーキを食べる、ということは決まっていたが、それ以外にもクリスマスの雰囲気を楽しみたい。お疲れの不破さんが起きる前に…なんとかせねば、と思う。

顔を洗って少し目が覚めた。これでなんとか考え事ができそうだ。ふわふわのタオル…それを見て思い出す、不破さんの髪。今日も可愛い寝癖がついているのだろうと、謎に一人で妄想して悶える。
リビングに行き、一瞬だけ朝ご飯のことを考える。いつもと違うのがいいなぁと思いながら冷蔵庫を覗き、何か作ろうと試みる。卵、ハム、ベーコン、色々な野菜…。いつもと特に変わったものはない。
『…ポテトサラダでも…作りますかね』
ポツリと呟き思い立つ。卵、ハム、じゃがいも、人参、胡瓜、玉ねぎ、調味料はマヨネーズと塩胡椒。至ってシンプルなポテトサラダ。
『今日はちょっと特別に?』
さつまいもを手に取る。じゃがいもだけだと寂しいからと、甘くなるようにさつまいもも入れることにした。不破さん、喜んでくれるでしょうか…。

キッチンに立ち、料理を始めて暫し、美味しそうに艷めくポテトサラダが完成した。少し取って味見をすると、想像通り美味しくて甘かった。
不破さんを起こすのは悪いからと、そっと一人で朝食を済ませた。

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作品ジャンル:恋愛
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東雲ゆとり(プロフ) - りな様、コメントありがとうございます。初めて作らせていただいたものなので、ルールが曖昧でして…。オリジナル作品に✓入れなかったら大丈夫ですかね…? (2022年8月27日 12時) (レス) id: 50d5012479 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよ (2022年8月27日 9時) (レス) id: 9ad9333654 (このIDを非表示/違反報告)
東雲ゆとり(プロフ) - 感想だけでなく、ご指摘ご要望もどうぞお待ちしております。 (2022年8月5日 2時) (レス) id: 50d5012479 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:東雲ゆとり | 作成日時:2022年8月4日 5時

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