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fw「いただきます!」
『いただいちゃってください!』
今日の晩ご飯のメインは生姜焼きだった。汁はコンソメスープ。体が温まるものを作ってくれたらしい。最近は仕事が忙しくてなかなか休めなかったから、こうして体を気遣った料理を出してくれるのはすごく嬉しかった。流石俺の彼女やな〜なんて思いながら、料理を食べ進める。
突然Aが箸を置いた。かと思ったら、口を開いた。
『あ、あの、今日は、夜のお仕事はありますか…?』
唐突な質問に俺は呆然とする。どうやら、お互いに忙しくて一緒にいられないときがあったから、不安になっているようだ。
眉を下げて頬を赤く染めているのがとても可愛らしい。今すぐにでも抱きしめたくなった。少し感情を抑えて、でも声は甘くして言葉をかける。
fw「ううん。今日はね、ずっっっとAと一緒におれるよ。久しぶりで嬉し?」
『はいっ!すごく、とても嬉しいです!やったぁ…!』
喜ぶ姿が可愛くて、手を伸ばしてAの頭をぽんぽんと撫でた。目を細めて笑う彼女。やっぱり、どこまでも可愛い。食べ終わったら散々に甘やかせてあげようと誓った。
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東雲ゆとり(プロフ) - りな様、コメントありがとうございます。初めて作らせていただいたものなので、ルールが曖昧でして…。オリジナル作品に✓入れなかったら大丈夫ですかね…? (2022年8月27日 12時) (レス) id: 50d5012479 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよ (2022年8月27日 9時) (レス) id: 9ad9333654 (このIDを非表示/違反報告)
東雲ゆとり(プロフ) - 感想だけでなく、ご指摘ご要望もどうぞお待ちしております。 (2022年8月5日 2時) (レス) id: 50d5012479 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲ゆとり | 作成日時:2022年8月4日 5時