Girl I need (ページ8)

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最後の撮影も終わって帰り道

「そういえば、また作品きまったよA」

『ドラマ？』

「うん、コードブルーの３rd シーズン」

「やばいやん、すご」

「おれ見たことないかも」

「は、京介それはない」

『でも確かに京介は見なさそう』

「今日家帰ったら見ようや」

「うん」

「研修医役だって、今回もセリフ難しいかもね」

『わー、医療ドラマ初めてだ』

「また忙しくなるな」

『ちゃんと今回は返信返すからね』

「どうだか」

「京介もツンデレやな～」

それから共演者の話したり、

匠海がこれからやる舞台の話したりしてたらいつの間に

「ついたよ」

「「『ありがとうございます』」」

「待っててやるから早くいってきな」

「おー、さすがけんさん、ありがとう！」

イケメン発言のけんさんに甘えて急いで買い出しに向かった

京介がカート押してくれて

「ちょっとこれうまそうやない？」

「ほんとだ、買お」

私が食材選んでる最中にお菓子コーナーでなにやら選んでる二人

『めっちゃ余計なもの買うね』

「とか言っていつも一緒に食べてるじゃん」

『だって家にあるんだもん』

「あったら嬉しいやろ？」

２人に論破され、結局一緒にお菓子選んじゃって

「これはさすがに買いすぎか？」

「まぁでもなかなかみんなで買い物行けんしいいんちゃう？」

匠海の適当なのか的確なのかわからない発言でかごにあふれかえってる

お菓子を戻すことなくお会計して

『あ、またアイス買ってる』

「アイスは正義だからね」

『夜に食べるのいいよね』

「わかる」

お会計は３人で共有しているお財布からだして

いつの間にか荷物は２人が持っててくれて

『ありがとう』

「なにが」

「それは、どういたしましてでいいの」

なんだかんだバランスが取れてる２人だなって思いながら

車に戻った