Girl I need (ページ17)

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『ただいま～』

結局家に着いたのは22時過ぎで

言ってた時間よりも1時間も遅くなっちゃった

ガチャッ

「お、おかえり遅かったなぁ」

『ただいま、匠海

そうちょっとだけ取材延びちゃって』

「そか、お疲れさん、ご飯は？」

『んー、いらないかも』

「なんで」

『あ、京介』

匠海とリビングまで行けば

ソファで寝てた京介が居て

『ごめんね、帰ってくるの遅くなっちゃった』

「んーん、お疲れ様、お腹空いてないの？」

『時間がな～』

「でも今日まともな飯くってないんだからちょっとでも食べな」

そやでって手際よく準備してくれる2人

『うん、ありがとう』

「ほれ、準備したるから先に温まってき～」

匠海にお風呂場まで連れていかれた

『はーい』

2人のいいところを今日はずっと感じてるな

しみじみしながらお湯につかってたらいつの間にか寝てたみたいで

ドンドンドンッ

「おい、A、おい！！」

「A？ほんまに開けるで？！」

ガチャッ

ドアが開く音と同時に肩をたたかれた

『んっ』

「んっじゃねぇよ」

『あれ、

って、え！！！！』

「びっくりさせんなや、死んだかと思たわ」

「ほんとうにさ、もうしっかりしてよ」

当然のようにお風呂場にいる二人

ちょっとまって、なんでそんなに冷静に怒れるわけ？

『ちょっとまって、寝てたのはごめん

けど私裸！！！！！！』

焦りすぎてて目に入ってなかったのか

「「うわぁ」」

と二人とも慌てて出ていった