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本番当日、楽屋は防弾少年団さんの隣で聞こえてくる楽しそうな声にちょっと安心した
『よっしー、私もメンバー欲しい』
吉田「俺がいるだろ」
『ステージに一緒に上がらないじゃん』
吉田「気持ちは誰よりも近くにいるけどな」
『頼りない』
吉田「本当お前失礼、てか韓国語話せるようになったか？」
『よっしーの鬼レッスンのおかげでね』
本当にこの１週間辛かった、寝る暇なくとにかく韓国語三昧でたまにあのテリトリーに勝手にグクが入ってきて私の教材に落書きしては出ていってを繰り返し。ただ隣に座ってる日もあった。
『よし、気合い入れていってくるね』
吉田「おう、お前が一番だ」
どの現場でも必ず送り出す時に言ってくれるこの言葉で私はスイッチが入る。心配してたMCとの会話も難なく終え、ステージもミスなくすることができた
『ありがとうございました！』
ステージを見てくださった観客の皆さんに挨拶をして袖にはけたら
JK「よかった」
『え、グクなんでいるの！』
もう出番が終わったはずのグクがいた
JK「何となく、隣だし戻ろ」
『あ、うん』
特に何を話すでもなく、ただいつも通り普通にお互いの楽屋に戻っていった
吉田「なんだお前ら笑何か話せよ」
『いーの、話さなくてもいい友達っているでしょ』
吉田「まぁ、いいやほら帰るぞー」
1位候補にはなったけど、惜しくも2位で終わった私の初ステージ。ただ、その後の売れ方は尋常じゃなくて寝てる暇もなく
いろんなステージに立たせてもらえた。
まだ1年も経ってないのに、1位も何度ももらうことができて、そして暗黙の了解なのか私のテリトリーで会うようになったグクは
JK「いつ寝てんのお前」
『私寝てるのかな』
JK「それを聞いてるんだけど」
『最近当たり強いよ』
JK「普通じゃね、てかこれわからない」
『ねぇ、これ簡単じゃん、考えなよ黄金マンネ』
JK「お前に言われるとうざい」
『本当さぁ』
私は忙しすぎて日本に帰ることもできず、気がついたら社長が韓国の学校に籍を移してて、グクは来年から私と同じ学校に通うために勉強してるらしい
JK「俺も今年入ってればよかった」
『そうだよ、そしたら一緒に入れたのに』
JK「今ぼっちだから寂しいのか」
『学校行けてないからぼっちとかないし！』
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遙(プロフ) - まる様 コメントありがとうございます。続編は編集でき次第公開いたします。 (11月2日 22時) (
レス) id: 1cd2e07951 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - こちらの続編は公開予定なしでしょうか？ (10月6日 22時) (レス) id: d9dd77b85b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nnko0310rq | 作成日時：2020年7月29日 19時
