雪の花ー5ー (ページ9)

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JH「日本着いたよ」
『うん、後ろの景色が日本だ』
JH「でしょ」

日本に早めに着いたらしくホテルについてすぐ電話してくれた

JH「あれ、今日仕事は？」
『んー、実は昨日で全部オールアップしたの！』
JH「まじ？すごいじゃん、ぎりぎりまで仕事って」
『うん、思いのほか監督が早く終わらせてくれた』
JH「俺からも感謝の連絡入れようかな」
『友達？笑』
JH「今はどこにいるの？」
『家』
JH「東京？」
『東京』
JH「埼玉と東京は遠い？」
『そんなに遠くない、電車だと1時間くらい？』
JH「会いに行こうかな」
『ユノが来るの？私が行くよ』
JH「外真っ暗だよ」
『車でいけるよ』
JH「日本なら運転できるの？」
『できるよ、当分乗ってないけど』
JH「やっぱり俺が行くよ」
『えー、タクシー乗るから』
JH「変なところ連れて行かれるかもよ」
『ないって笑』

最後まで俺が行くと聞かなかったユノの電話を強制的に切って悠太くんにホテルの場所を聞いてタクシーで向かった

向かったのは良かったけど部屋番号聞き忘れた

「A」
『え、ちょっと下にいたらだめじゃん！』
JH「Aだって俺の言う事聞かなかったろ」
『それは、そうなんだけど』
JH「早くいけば大丈夫」
『うん』

ユノに手を引かれて急いでエレベーターに乗り込んだ

『わ、』
JH「危ないじゃん」
『危なくないよ、なにもなくちゃんとここにいるじゃん』
JH「それはたまたま」
『ちょっと、苦しい力強い』

ぎゅーって私を潰すんじゃないかってくらい強く抱きしめてくるから喋りにくいし苦しい

JH「こういう時にメンバー使うの禁止」
『じゃなきゃユノが来ちゃいそうだったんだもん』
JH「いいの、こういうのは俺がいくから」
『そういうもんなの？』
JH「うん」

これ以上何言っても今はうまく丸め込まれそうだからそっかとだけ返してユノの部屋に向かおうとしたら

YT「お、来た」
『あれ、ゆたくん』
YT「ごめんな、ジェヒョナに言っちゃった」
『いや全然』
JH「ヒョンもさっきまで下で待っててくれた」
『そうだったの？』
YT「スマホ取りに帰ってきたらもう遅かったみたい」
『なんかいろいろごめんね？』
YT「平気やで、ちゃんと着いてよかったな」

そうやってユノの顔を優しく見るゆたくんはすごいお兄ちゃんの顔して、ユノはびっくりするからかわいい顔してた