くろいひつじ (ページ3)

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1.出会いページ3

電車に乗り込めばあっという間だった。
これからの人生のことをぼーっと考えてた。

東京に着いてみれば見渡す限りの人

『まずは事務所いかないと......』

ジャニーさんに、お迎え行こうか？とも言われたけど、なんだか迷惑掛けるのが嫌で、向こう着いたら先にやりたい事がある。とその場しのぎの嘘をついた。

初めて出会ってから、ジャニーさんとは連絡を取り合っていた。

ジャニーさんが関西で用事があったりしなくても、時間があれば私と会ってくれていたし、わたしも長期休みになれば東京にも来ていた。

関係者の方からはよく、｢じいまご｣なんて言われた笑

それに加えて、さく、たまに、さくちゃんと呼ばれた。

怒る時は
｢さくちゃんそれはさ～？？｣
って笑笑

ほんとにジャニーさんは偉大で、すべて過去の事も話した。
でも、やっぱり尊敬すぎるからジャニーさんにいくら、

｢you、敬語やめてよ｣

って言われても辞めなかった。

１回脅しみたいな事言われたけど、拒否ったら

｢youは頑固だ。でもそれがいい。｣

とかっても褒めてくれたりもした。

･

･

そうやって今までの間のことを思い出したら事務所に着いた。

そそくさと受付を済ませて、ジャニーさんに電話を入れた。

『(予定より少し早いから忙しいかな)』

ｶﾞﾁｬｯ
『あ、もしもし？ジャニーさん？？着きました』

｢もしもしさく？いまどこ？｣

『受付すませてロビーにいます。』

｢社長室にきて｣

『わかりました。失礼します』

ふぅー。社長室初めてなんだよね、、ちょっと緊張、

エレベーターに乗ると数名男の子と乗り合わせた
この人ガタイいいな～とかヤンキーみたい絶対怖い、むり、、
とか思ってたら社長室がある階についた。

降りようとしたらその人らも一緒だった。

色んな人が居るもんだと呑気に思いながら社長室についた

ｺﾝｺﾝｺﾝ

ジ｢はーい｣

『失礼します。桜田です。』

｢さく！早かったね｣

『少し早く着いてしまいました笑』

｢うん、道に迷わなくてよかった｣

『あ！そだ！ジャニーさん嬉しい話が2つもあるの』

｢おー！ならゆっくり座って聞こうか｣

『1つは、無事に高校卒業しました笑』

｢しってるよ笑｣

『でねー、2つ目はサプライズなんだけど.....
運転免許証とった！！！！』

ってジャニーさんに免許証を見せる

｢え！！さくいつのまに！？｣

これには流石のジャニーさんも驚いたみたい笑
お茶ぶちまけてた笑笑

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次行きます