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ﾄﾞｷｯ
え？
今一瞬心臓がきゅって……、。
……いや、確かに剣持さんちょっとかっ、こいぃ…、って思ったけど、まさかそんな、ね…。
｢ね、ねぇさくら｣
｢ん？なに？｣
｢剣持さんって下の名前なんて言うの、？｣
｢あれごめん、教えてなかったっけ。刀に也で剣持刀也さんだよ。あっ試合始まるみたい。｣
剣持さん頑張れ〜ｯと小声で応援しているさくらを隣に、鼓動の謎が解けないまま私も剣持さんの試合に集中した。
剣持刀也さん…と心中で呟いた時、
━━━━━ｶﾀﾝｯ!!!
ｯ…！！？
えっ…？剣持さん、勝った……？一瞬過ぎて私じゃ何にもわからなかったけど、…でも…っ、
(かっ、こい……っ!!!)
｢うわー！やっぱ剣持さんつよ！A今の見てた？！………A？｣
私は無意識に両手で顔半分を抑えていたらしい。その体制のまま、さくらに名前を呼ばれてハッとし｢えっ？！｣と隣を見た。
｢えっ？A顔今までにないぐらい赤いけど…。
えもしかして…？！｣
｢ちっちがっ、別に好きとかそんなんじゃ…っ｣
｢私まだ何も言ってないよ？｣と憎たらしいほどニヤニヤしたさくらに自分から口を滑らせていることに気づく。
｢えっ？！い、いやだからちがっ…｣
｢剣持さん好きになっちゃった？｣
さくらが急に真面目なトーンで問いかけてきた。自然とこちらも気分が落ち着き、(厳密には心臓はドッキドキ)小さく深呼吸をして答えた。
｢っ…なんか…、一目惚れ…みたいな…、しちゃった、かも…。｣
キョロキョロ目を泳がせながら呟くように言うと、隣のさくらからんふっと笑ったのが聞こえた。
｢そっかぁ〜！Aもついに好きな人できちゃったかぁ〜｣
｢一目惚れ…とか…、ほんとにあるんだね…。｣
｢私もまさかあのAが一目惚れなんてびっくりだよ｣
あのAが━━━━
そう、…私は……
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おレンジ - もう…最高としか言えません。信じられない程ドキドキしました！！本当にありがとうございます！！ (2023年3月11日 22時) (
レス) @page49 id: fd54a8a267 (このIDを非表示/違反報告)
波 - う、う、う、うわーー！！！ありがとうございます！！！ありがとうございます！！！！ありがとうございます！！！！！！うわーーーー！！！！！ありがとうございますうわーーーーーッッッッ！！！！！！！！ (2023年2月15日 0時) (レス) @page50 id: dd7c74fca8 (このIDを非表示/違反報告)
つの - 続き待ってます､､､ (2022年4月1日 17時) (レス) id: b32bc06434 (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり - す、好きです！！！ (2022年3月12日 9時) (レス) @page50 id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
ロストのサブ2(プロフ) - ななせさん» あ、なんかすみません…コメント消すの忘れてて…もし嫌な気分になってたらごめんなさい… (2022年2月5日 6時) (レス) id: 0d629666b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななせ | 作成日時：2021年11月9日 22時
