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が、陽キャ2人もAの言葉が嘘だとわかるや否や、｢ちょっとあんた…！｣とすぐさま振り向き追いかけようとした。そこでガクも陽キャ2人から距離を取りさくらを後ろに軽く隠しつつ、先程のように｢まぁまぁまぁ、｣と宥めるように言った。
｢お2人ともせっかくの文化祭でそんな怒らなくても｣
その言葉を聞き、陽キャ2人は目つきが悪いままグルっとガクの方を振り向く。その顔の威圧にガクは少々苦笑いをした。
(ギャルこえ…)
｢ﾁｯ。もういいわ。お兄さんだけでも一緒に遊ぼ｣
｢あ〜いや、俺は妹と文化祭回るんで｣
｢は？妹？｣
陽キャの疑問を聞き、さくらはガクの背後から顔だけを出す。
｢これお兄ちゃんです｣
｢えっあんたの兄っ…｣
このイケメンが兄…？！と陽キャ2人は驚く。そして先程さくらにきつい態度を取っていたことを思い出しやばっ…と少し焦る。せっかく見つけたイケメンをなるべく手放したくはないと、今までの態度が嘘かのように今度はガクに媚びを売り始めた。
｢っ…あ〜！そうだったんだね〜｣
｢そりゃ妹も可愛いわけだ！｣
はは…と陽キャ2人は誤魔化せるだろうかとぎこちなく笑う。さくらはさくらで、今までこの2人に可愛いなど1mmも言われたことが無い為、ぶるっと寒気がしていた。ガクはニコニコとし、｢そうなんすよこいつそれなりに可愛くて。｣と陽キャ2人に言う。そんなガクの態度に2人はほっとし、じゃあ妹さんも一緒に…と声をかけようとしたが、ガクが異常にニコニコした笑顔で言葉を遮った。
｢なんで、もしこいつになんかしたら、 。｣
それを聞いた瞬間、陽キャ2人は軽く青ざめ｢ぁ…じゃあまたなんか機会あったら…｣と言い、その場から逃げるように去っていった。
｢…お兄ちゃん…、怖いよ…、｣
｢え？なにが？｣
ガクの後ろに隠れ気味であったさくらは、いくら妹であれ兄の言葉に流石にドン引き、引き気味にそう伝えた。が、当の本人ははて？と何事も無かったかのようにケロりとしていた。
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おレンジ - もう…最高としか言えません。信じられない程ドキドキしました！！本当にありがとうございます！！ (2023年3月11日 22時) (
レス) @page49 id: fd54a8a267 (このIDを非表示/違反報告)
波 - う、う、う、うわーー！！！ありがとうございます！！！ありがとうございます！！！！ありがとうございます！！！！！！うわーーーー！！！！！ありがとうございますうわーーーーーッッッッ！！！！！！！！ (2023年2月15日 0時) (レス) @page50 id: dd7c74fca8 (このIDを非表示/違反報告)
つの - 続き待ってます､､､ (2022年4月1日 17時) (レス) id: b32bc06434 (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり - す、好きです！！！ (2022年3月12日 9時) (レス) @page50 id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
ロストのサブ2(プロフ) - ななせさん» あ、なんかすみません…コメント消すの忘れてて…もし嫌な気分になってたらごめんなさい… (2022年2月5日 6時) (レス) id: 0d629666b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななせ | 作成日時：2021年11月9日 22時
