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一方その頃。
Aのクラスはそこそこ人が入り、調理は間に合っているものの少々メイド役,執事役の接客係が忙しそうにしていた。そんな姿をA含め数人の調理係が、教室内に作った調理室から表を覗いている。
｢思ってた以上に人入ってるね…｣
｢ね。私ら元々準備してたしAのお陰でテキパキ動けるから割と余裕なんだけど｣
｢ありがと。でもさくら達忙しそう。誰か調理係から助っ人で接客行く？メイド服も執事服も予備あるし｣
とAは声をかけるが、そもそも『それ』を着たくないから集まったとも言える調理係。誰しもが苦い顔をし、どうする…？とお互いで顔を見合っていた。ん〜、とAは少し考え、メイド役の休憩タイム表を見てさくらの休憩のタイミングを確認する。
(あ、丁度さくらもうちょっとで15分休憩だ。その時ちょっと聞いてみよ)
さくら休憩入ったらちょっと聞いてみるね。と調理係に声をかけ、Aも続きの作業に加わった。
そんな中、Aにメイド服を着させるという試練があるさくらは、接待をしながらどう言って接客役に変更させようかと頭を回していた。
(さっきお兄ちゃんから連絡あったし私の休憩で説得できたらタイミングバッチリなんだよね)
ていうか普通に人多くて忙し〜。もう助っ人で入ってって言ったら流石のAも着てくれそうだな。と考え、さくらはタイミングを見計らい少しお客さんが落ち着いたところで休憩に入った。
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｢私がするの？！｣
｢Aが適任だって！バイトで接客もしてるでしょ？ちょうどいいじゃん｣
さくらは休憩室兼調理室にある椅子に座りながら、Aに助っ人としてメイド役をして欲しいと声をかけていた。
｢それはそうだけど…！｣とAは渋るが、さくらが他の調理係に｢A借りてもいける？｣と聞くと、全然大丈夫だよね？意外といける。という声が上がる。
｢Aちゃん行ってきて大丈夫だよ？｣
｢ていうか普通にそこ2人のメイド姿見たい｣
｢えそれな｣
という、なんともAの対抗は完全無意味に向かっていた。｢みんな私をだしにする気？！｣と尚も対抗するが、｢人聞き悪い〜！笑｣という調理係たちの声を背に、よし着替えよ〜と、さくらに腕を引かれAは半ば無理やり女子着替え用のスペースへ連行されていった。
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おレンジ - もう…最高としか言えません。信じられない程ドキドキしました！！本当にありがとうございます！！ (2023年3月11日 22時) (
レス) @page49 id: fd54a8a267 (このIDを非表示/違反報告)
波 - う、う、う、うわーー！！！ありがとうございます！！！ありがとうございます！！！！ありがとうございます！！！！！！うわーーーー！！！！！ありがとうございますうわーーーーーッッッッ！！！！！！！！ (2023年2月15日 0時) (レス) @page50 id: dd7c74fca8 (このIDを非表示/違反報告)
つの - 続き待ってます､､､ (2022年4月1日 17時) (レス) id: b32bc06434 (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり - す、好きです！！！ (2022年3月12日 9時) (レス) @page50 id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
ロストのサブ2(プロフ) - ななせさん» あ、なんかすみません…コメント消すの忘れてて…もし嫌な気分になってたらごめんなさい… (2022年2月5日 6時) (レス) id: 0d629666b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななせ | 作成日時：2021年11月9日 22時
