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｢伏見さ〜ん！今こっち手伝える〜？｣
｢あ！ちょっと待って〜！すぐ行く〜！｣
よし…。とさくらは少々口元を緩めそう呟いた。手元にはスマホ、画面は伏見ガク、兄とのLINEのやり取りである。
さくらお兄ちゃーん
お兄なんだー?
さくら私の高校の文化祭剣持さんと一緒に来てよ
お兄刀也さんと?あいつの部活次第だな
さくら剣持さんにはもうその日空けるように言ってある
お兄用意周到かよ
さくらで、私のクラスがメイド風喫茶ってこと絶対剣持さんに言わないで
お兄な ぜ
さくら言わないで^^
お兄わかったわかった圧かけるな笑
お兄刀也さんとさくらのクラスに行けばいいんだな?
さくらそのとーり
さくら学校に着く15分前に絶対連絡して
さくらじゃ当日よろしく
一通り会話の流れを確認し、さくらはニヤリとする。この女、実にできる友人である。朝いきなり｢あ！｣と声を出したのはこれを思いついたからであり、お互い内緒で剣持にAのメイド姿を見せる為に｢何でもない｣とはぐらかした。当日さくらは何かしら理由を言ってAにメイド服を着させ、タイミングよく剣持たちが来たところで登場させるのが目的である。
さくらは〔楽しみだな〜〕と呟きスマホをカバンの中に入れ、先程呼ばれたところへ向かった。
一方その頃、そんな企みをされているとは知らずAは調理室にて同じ調理係の人達と試作兼コツを教える会をしていた。
｢美味しい！｣
｢えっ全然さっきと違う…｣
｢ほんと？良かった｣
｢凄いねAちゃん。家がケーキ屋とかそういう感じ？｣
｢ううん。趣味でよくお菓子作ってるだけだよ｣
それでこんな美味しいのすご…と複数人がAを褒める。
｢嬉しい〜。でもみんながお菓子作るの上手なおかげだよ｣
｢それはAちゃんの教え方が上手いからだよ｣
ねえ？とA以外の生徒が賞賛をあげ、Aもありがと〜と言いながら先程教えたコツをレシピノートに書き加えておく。
｢じゃあ当日もこのメニューでいこっか｣
｢おっけ〜｣
当日楽しみ〜と各々話しながら、それぞれが片付けを始めた。
果たしてAの運命は…？
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おレンジ - もう…最高としか言えません。信じられない程ドキドキしました！！本当にありがとうございます！！ (2023年3月11日 22時) (
レス) @page49 id: fd54a8a267 (このIDを非表示/違反報告)
波 - う、う、う、うわーー！！！ありがとうございます！！！ありがとうございます！！！！ありがとうございます！！！！！！うわーーーー！！！！！ありがとうございますうわーーーーーッッッッ！！！！！！！！ (2023年2月15日 0時) (レス) @page50 id: dd7c74fca8 (このIDを非表示/違反報告)
つの - 続き待ってます､､､ (2022年4月1日 17時) (レス) id: b32bc06434 (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり - す、好きです！！！ (2022年3月12日 9時) (レス) @page50 id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
ロストのサブ2(プロフ) - ななせさん» あ、なんかすみません…コメント消すの忘れてて…もし嫌な気分になってたらごめんなさい… (2022年2月5日 6時) (レス) id: 0d629666b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななせ | 作成日時：2021年11月9日 22時
