5話 ページ11
なんなのだろう。この状況。
｢4人でゲームか。何する？ガクくん｣
｢んーアソビ大全？マリカ？｣
私の今の状態を説明するとかなり隅っこで正座している。というかもうドアの前で正座してると言ってもいい。ガクさんはテレビの前でゲーム機をガチャガチャしていて、剣持さんは肘を付きながらベッドにうつ伏せになり、スマホをいじっている。
(ちょっとどうすればいいのっ…！私ここから動けないよ…！？)
｢Aさんはこういう系したいとかあります？｣
｢えっ？！い、いや特にはっ…｣
(びびびびっくりした…！急に話しかけられるなんてっ…！)
｢ていうかなんでそんな固いのAちゃん笑
俺の部屋別に初めてじゃないよね？｣
(いやそりゃ緊張するでしょぉっ…！！！！)
｢ぃ、いややっぱ先輩方なんで、…あは、｣(別に高校違うけど…！てかさくらまだ？！)
｢…Aちゃんと俺そんなに距離遠かったんだね…｣
｢えっ？！いやそういう訳じゃっ｣
｢やめろ後輩困らせんな。笑
でも別に僕らと1個しか違わないんだし、そんな緊張しなくて大丈夫ですよ。｣
｢ぁ、はぃ…。｣
(緊張しますよそりゃだって剣持さんが目の前にいるんですからっ…！ていうか優しい…っ好きっ…！！)
｢ごめんおまたせ〜｣
頭の中で葛藤していると、後ろからさくらがお菓子を片手に部屋へ入ってきた。私はすぐさまさくらの腕を掴みしゃがませる。
〔おっと〕
〔ちょっと遅いよ無理だよ助けてよっ…！〕
〔え〜？剣持さんと話せなかったの？〕
〔ちょっ、ちょっとだけ話せたけど…っ〕
〔なら良かったじゃん。Aベッド背もたれにして座ってて〕
え？と思い掴んでいた手の力が抜け、その隙にさくらは｢お菓子ここ広げるねー｣と立ち上がりガクさんの方へ行ってしまった。
(えっ…？ベッド背もたれって…)
と思いベッドの方をチラッと見ると、タイミングがいいのか悪いのか、剣持さんと目が合ってしまった。
｢ん？｣
｢あっ、いや….、｣
(ベッドってそういうこと…っ！)
目が合った事にきゅんとしてしまい、意味も無く髪の毛をいじる。
(ううぅぅぅぅ勇気出せ私っ…！)
私は立ち上がって、剣持さんの方へ近づき声をかけた。
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おレンジ - もう…最高としか言えません。信じられない程ドキドキしました！！本当にありがとうございます！！ (2023年3月11日 22時) (
レス) @page49 id: fd54a8a267 (このIDを非表示/違反報告)
波 - う、う、う、うわーー！！！ありがとうございます！！！ありがとうございます！！！！ありがとうございます！！！！！！うわーーーー！！！！！ありがとうございますうわーーーーーッッッッ！！！！！！！！ (2023年2月15日 0時) (レス) @page50 id: dd7c74fca8 (このIDを非表示/違反報告)
つの - 続き待ってます､､､ (2022年4月1日 17時) (レス) id: b32bc06434 (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり - す、好きです！！！ (2022年3月12日 9時) (レス) @page50 id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
ロストのサブ2(プロフ) - ななせさん» あ、なんかすみません…コメント消すの忘れてて…もし嫌な気分になってたらごめんなさい… (2022年2月5日 6時) (レス) id: 0d629666b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななせ | 作成日時：2021年11月9日 22時
