わたしのオキテ (ページ35)

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するとそこに、

悠仁「あれ、これAちゃんの弟っすよね」

皇輝「…あ、そうだ！」

悠仁が黒ちゃんの携帯を覗き込んでポツリと呟いたことによって、俺の中にあった既視感が確信に変わった。

黒田「弟ぉ！？！？」
皇輝「久しぶりに見たから気づかなかったんだ…」
檜山「よく見るとAに似てるね」
深田「本当だｗ目元とかまんまAちゃんっすねｗ」

内村「…よかったぁ…」
元木「Aに彼氏出来るわけねーじゃん」

そう言いながら湧はちょっと安心してる。分かりやすいなぁ、本当に

安嶋「悠仁よく気付いたね」
悠仁「へへ、Aちゃんの弟俺と同級生なんですよ！この前一緒に帰ってたら、たまたまAちゃん家に遊びに行こうとしてた弟くんに会って紹介されました！」

そういえばAの一人暮らし始めた家、悠仁と近いんだっけ

黒田「…俺もAと一緒に帰りたい！A今日一緒に帰ろ！」

「悠仁と帰るから無理！」

黒田「悠仁変わって！！！！」

秒で振られる黒ちゃんに楽屋は笑いに包まれた。

青木「彼氏じゃなくてよかったね、皇輝くん」

誰より安心していたのは自分だったのかもしれない。ニヤニヤしながら話し掛けてきた青木にはお見通しだったようだ。

後日しっかり写真の説明と、この日のメンバーのざわつきをISLAND TVにて報告して、

俺が姉ちゃんの彼氏とか拡散されてるのキモすぎる、と言っているのをAの弟の同級生にも拡散されてなんとか事は落ち着きましたとさ

@よくある勘違いってやつ
(ところでその格好どうしたの？いつもと雰囲気違うね)
(さっきまで女性誌の撮影してたんだけど、可愛かったから買い取った！)
(髪の毛もくるくるでいいね)
(でしょー？今度檜山にこの髪型またやってもらう)
(うん、いいよ)

［req Aちゃんに彼氏疑惑］
ありがとうございました！