わたしのオキテ (ページ28)

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年下は恋愛対象外？ページ28

「おは… 黒田「ねぇなにこれ！！」…え？」

おはようございます、と楽屋に入ろうとドアを開けたらすごい勢いで犬…じゃなくて黒ちゃんが飛びついてきた。なにこれはこっちのセリフだわ

「朝からなに騒いでるの」
皇輝「さっきからずっとだよ、Aのインタビューの記事見ながら1人で地団駄踏んでる」
「…どれ、」

黒ちゃんが「これ！！」ってプンプンしながら見せてきたのはこの前受けた女性誌のインタビューだった。そういえば恋愛系の質問多かったな

「それの何がダメなの？こういうの初めてじゃないじゃん」

ここ、と黒ちゃんが指さすところには［年上・同い歳・年下付き合うならどれ？］の質問が。
なんて答えたんだっけ、と自分の答えを読めば黒ちゃんが騒ぐのも納得。

黒田「なんで年下は恋愛対象外とか言うのさぁ…」

涙目になる黒ちゃんに渉は大袈裟だなぁってケラケラ笑ってる。それをキーッ！と睨む黒ちゃんは本当に威嚇するわんこにしか見えない。

「可愛いなぁ」と頭を撫でてあげれば「撫でられるのは嬉しいけど年下扱いしないで！」って余計プンプンしちゃった。

皇輝「ほらA早く準備して、黒ちゃんも邪魔しない」
「はぁーい」
黒田「邪魔してないもん！！」

メイク中も黒ちゃんは隣にぴったりくっついてきてジーッとわたしの顔を見てくるからなんか緊張しちゃうなぁ

北川「俺ら先行くよ？」
「あ、うん」
皇輝「A、ちゃんと黒ちゃん連れてきてね」
「任せてーｗｗｗ」
織山「いよいよ飼われてるｗｗｗ」

4人は先に楽屋を出て行っちゃって、楽屋に残ってるのは2人だけ。

リップの上にグロスを重ねながら鏡越しに黒ちゃんを見たらいつになく真剣な顔をしていて、ドキッとした

黒田「…あのさぁ」
「ん？」
黒田「年下はダメなの？」
「…んー…年上でも同い歳でも年下でも、メンバーはダメかな」

そう言うと黒ちゃんは悲しい顔で、「知ってた」なんて言うから心が痛んだ。

「でも、黒ちゃんと一緒にいてドキドキするよ。可愛いとか好きとか言葉にされると嬉しいし、抱き着かれたり手握られると緊張する」

これは本当だよ。

黒田「…え！」
「…もう言わないから！！」

@年下は恋愛対象外？
(やっぱA大好き！！！)
(うるさいちゃんと歩いて)
(ねぇさっきまでの優しいAどこ行ったの！？)
(幻じゃない？)
(黒ちゃん、立ち位置こっち！早く！)
(ほら、早く行きな)
(辛辣！)

［req 黒ちゃんにデレる］
なんか理想と違くなったのでまた描きます