サイダー１滴分【ブルーロック】

BLと百合は至高である【糸師兄弟】 ページ27

▪️糸師兄弟眺めてたらクソデカ感情持たれてた話。
▪️冴くんと同い年。
▪️長編かきます！(空振り)



俺は小さい頃から絵を描くのが好きだった。運動よりも寝ることより、絵を描くことが好きだった。
目に入ったものはすべて書きたいと思った。

絵を描くという行動は姉からの影響であるのは確かだ。

「よぉ〜！！我が弟よー！！」

『ねーさんうるさいよ。』

近所めーわくだよ、何て言ってもにこにこで漫画をもって俺の部屋に入ってくる。自分の部屋で読めばいいのに。

「A、これかいて。」

『...またこの二人描くの？』

見せられたそれは女の人二人組とまた違うものは男の人二人組。これが世に言うGL BLと知るのは少し先のことたのだが。

「お前も読めよ〜！世界変わるからさぁ」
『ふぅん、じゃあおすすめの机の上に置いといて。』

姉をさらっと流し、描けといわれたものを描く。
確かに男同士、女同士を描くのは楽しい。距離が近くても何も問題はない、同姓だから。

『...ん、描けた。雑だけど』

みせてみせて！！と許可なくクロッキー帳を取られる。いつものことだが。

「さっすが我が弟。絵がうまい。これもらっていい？」

『いーよ、絵がうまいのはねーさんもじゃん。』

きゃーきゃー言ってる姉を見ながら今日は何処へいこうかと考える。あの公園でもいいな。

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