サイダー１滴分【ブルーロック】

▪️ ページ20

『またマネージャーさん変わっちゃうんですか？』

「ごめんね〜！Aさん、新人研修みたいな感じでピッタリなんだよね...」

『ああ...』

マネージャーさんが変わるのは何度目だろうか。三回？そんなに変わってましたっけ。

カイザーさんや一部の他の選手(性格に難あり)の方たちにこんなことしたらマネージャーという仕事がトラウマになってしまいそうですね。かわいそうなので虐めてあげないでほしいです。

『アナタが僕の新しいマネージャーさんですか？よろしくね。』

マネージャーさんも緊張していると思い、なるべく怖がらせないように挨拶をする。
にこり、と笑うと相手も少し緊張がとけたのか元気よく挨拶をしてくれた。

歴代のマネージャーさんの中で一番元気かも。

『なにかわからないことがあったら僕とか、他の先輩のマネージャーさんに聞いてね。

スケジュール管理、僕苦手だからそこら辺は頼めたら嬉しいな。』

「ハイ！頑張ります！！」

『ふふ、ほんとに元気だね。それじゃあ僕は練習に行くので！またね。』

練習にいく最中なんとなく新しいマネージャーさんは犬みたいにだなぁ、なんて考えていた。
めちゃくちゃ失礼な気がしてきたので心の中で謝っておく、ごめんなさい。

「よぉ〜、またマネージャー代わったのか？毎度クソ早いよな！裏で虐めたりしてんの？？見た目から考えられないほど性格悪ーい！」

目的地についてきた瞬間これだ。何故お前が僕の事情を知る必要がある。あと性格悪いのはアナタですから。履き違えないでいただきたい。

そもそも虐めたりしてたらノアさんに怒られてますから僕。ノアさんに怒られるの嫌ですよ。

▪️→←反対色【ミヒャエル・カ イ ザ ー】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す