サイダー１滴分【ブルーロック】

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そしてひとつ疑問に思ったことが

『蜂楽、お前練習は？いつも自由活動日でもやってるじゃんか。』

「だって練習相手いなかったんだも〜ん。」

もーんじゃねぇよもん！はかわいいが言うからかわいいんだよ。わかったか？？...畜生コイツもかわいいかったわ何でだよ。男じゃねぇなさては。

『で、そんなこと言ってまた先輩たちの誘い断ったんだろ。』

「にゃは、よくお分かりで！」

コイツと話すごとにいらない情報が死ぬほど入ってきてる気しかしない。コイツじゃなくて美人の情報くれよ。

あ、そうだ！といって渡してきたのはキンキンに冷えたサイダー。
なんか裏があるなこれは。

『何企んでんの。』

「いやいやぁ！なにも？早く開けてよー！」

強引にペットボトルの蓋を開けさせてくる。
負けじとギギギと離そうとするが力が強すぎて負ける。そして絶望的に痛い。

『わーた！わかったって！開けるから！痛い！！』

「オレの勝ち〜♪」

『あれ争ってたのかよ...』

プシュ、と開けると想像していた通り溢れだしてきた。冷たい。

「やったー！引っ掛かった〜♪」
『蜂楽...お前なぁ...』

ベタベタになった手をじっと見つめてどうしようかと考える。
そのとき暑さで頭がバカになっていたんだと思う。
ぺろり、とベタベタになった手を舐める。甘い。

「うわぁAちゃん、頭おかしくなっちゃった？」

『てめぇにはいわれたかねぇな。』

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