◇５３話◆ ページ3
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映画が終わって 周りが騒がしくなり始め
隣に目をやると、んーっと潤くんが背伸びをしていた。
私の視線に気づいた潤くんは
にこっと私に微笑んできた。
潤「どーだった？」
A「あ…えっと…勉強になりました。」
潤「そか♪よし。出よっか。」
A「はい。」
2人で席を立って
映画館をあとにする。
潤「お腹すいてない？お茶でもしよっか。」
A「あ、えっと…」
潤「なんか奢ったげる。行こ。」
半ば強引に入ったカフェは
優しい雰囲気の、可愛いお店だった。
潤「何にする？」
A「えっと…」
潤「オレンジジュースにする？」
A「…なんか子供扱いしてません？」
潤「うっそ、そんな怖い顔しないで(笑)」
A「じゃあ、ミルクティーで。」
潤「了解。」
お店の人を呼んで注文すると
すぐに飲み物がふたつ運ばれてきた。
それを一口飲むと
潤くんは何かを思い出したように口を開く。
潤「そういえば、予告編の執事役の人 すげー翔くんに似てなかった!?」
A「あ、そうでしたね(笑)」
潤「だよね!!あとで翔くんに教えてあげよっと♪」
A「…本当に仲いいんですね。」
潤「そう？…でも、ずっと一緒にはいるね。」
そういって笑う潤くんは
とても優しい顔をしていた。
その表情からは
本当に翔さんを信頼していることがわかった。
そもそも、翔さんと潤くんって
なんで仲良くなったんだろう？
A「翔さんと潤くんって、いつ知り合ったんですか？」
潤「ん？えーっと…中学かな？」
A「中学？」
潤「俺さ、こんな顔だから ふつうに話してくれる人いなくてさ。
でも、翔くんだけは初めから普通に話しかけてくれて。」
A「へぇ…」
潤「それから、何でかわからないけど一緒にいる。」
A「なんででしょうね。」
潤「わかんない。もの好きなんじゃない？(笑)」
A「そうでしょうね(笑)」
潤「なんか失礼じゃない？それ(笑)」
潤くんとこうして話してるとなんだか楽しくて
気が付いたら笑っていた。
あんなに行きなくなかったデートだけど
色々な話を聞けたり、潤くんのことを知れたり
思ったよりも楽しんでいる自分がいて
たまには、こんなのも悪くないかな
って思ってしまった。
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直美(プロフ) - はい、わかりました。楽しみにしています。 (2013年6月3日 7時) (
レス) id: a52d2293a6 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - 直美さん» 私のほうこそ、混乱させてしまってすみませんでしたm(_ _)m 更新してるのに見れないときは、近々また更新する可能性があるので、暇なときに覗いてみて下さい(*^^*) (2013年6月3日 6時) (レス) id: c6ad68ce15 (このIDを非表示/違反報告)
直美(プロフ) - そうだったんですね！なんも知らずにごめんなさい、ありがとうございます。 (2013年6月2日 21時) (レス) id: a52d2293a6 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - 直美さん» 途中までしか書けなくて、公開せずに一旦保存したからだと思います…(汗) すみません(ｰ ｰ;) (2013年6月2日 20時) (レス) id: c6ad68ce15 (このIDを非表示/違反報告)
直美(プロフ) - 更新したみたいなんですが何故か見れないのはなんでしょうか？ (2013年6月2日 17時) (レス) id: a52d2293a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爽歌。
| 作成日時：2013年5月1日 7時
