さらさら ページ9
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「うっしぃぃぃ!どうだったっ!?」
フジからの提案の翌日早速うっしーを向かわせて、最俺ハウスに帰ってくるように頼んだ。ついでにピザを持って。
帰ってるくるなりうっしーの足に縋りつくと、片手に物件の資料を持つうっしーがけたけたと笑う。
「どうもなにも、良い人じゃん。ホス狂ぽくなくて」
「そうだけど……、そうじゃなくて!写真とか、」
「隠し撮りなんかできるかよ。名刺返す」
もったいぶるな、と怒りたかったが俺ですらAと直接会って写真の1枚も撮れていないのだから仕方ないかと諦め買わせたピザを奪う。
「……で?俺はどうすればいいの。部屋借りる予定なんかないんだけど」
「うーん。もう少しだけ通って仲良くなってほしいかな。その後でキヨを紹介してほしい♡」
「してほしい、じゃねえよ」
つべこべ話すフジとうっしーの横で俺も負けじとスマホを取り出す。うっしーより先に仲良くなってやる。
キヨお久しぶりです!キヨです
キヨあさってとか空いてませんか?
つったって、前断られてるもんな……。
Aあいてます!
「…………あぇ?」
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アイ - 本当に大好きです一気読みしちゃいました (4月5日 20時) (レス) @page13 id: 183a2d775b (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - うわすき!! (3月3日 12時) (レス) @page10 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
あお - あああああぁぁぁ!私の好きな物語です!応援してます! (3月2日 8時) (レス) @page9 id: 4f6d70bcc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パパイア佐藤 | 作成日時:2024年2月25日 18時