ぽちぽち ページ13
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キヨさんとのデートは、正直たのしかった。
最初にカフェでお茶をしたあとでキヨさんが新しい靴がほしいからとぶらぶらするうちにわたしも少し買い物をして、夜ご飯を焼肉で。そうして解散した。
解散する前、キヨさんはわたしの腕を掴もうとする素振りを見せたけど「……紳士だって思われたいから、今日は帰すわ」と切なそうに笑って帰してくれた。
「パパ活って、こんな感じなのかな」
家に帰るなり着替えぬままソファに倒れ込んだ。なんて最低なことを考えているだろう。でも、同じホストに入れ込んでいるひとたちのほとんどはそれや夜で稼いでる。
ぼんやりと天井を見て、ふとスマホを見たらキヨさんからLINEがきていた。
「楽しかったんで明日も行きましょう、か」
くすくすと笑った。前言撤回。パパ活なんかじゃないや。これはれっきとしたデートだ。だって、たのしかった。
なんでこんな思考に陥ったのかというと、キヨさんとのデートがはじまってからずっと担当のLINEを無視していたから。
「明日は無理ですよお」
今日だけは、担当のLINEを無視しようかな。笑いながらキヨさんのLINEを返す。たのしかったから、キヨさんに免じて心の浮気。
「でも、また行こうね」
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終わり←とくとく
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ｱｲ - 本当に大好きです一気読みしちゃいました (4月5日 20時) (
レス) @page13 id: 183a2d775b (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - うわすき！！ (3月3日 12時) (レス) @page10 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
あお - あああああぁぁぁ！私の好きな物語です！応援してます！ (3月2日 8時) (レス) @page9 id: 4f6d70bcc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パパイア佐藤 | 作成日時：2024年2月25日 18時
