そわそわ ページ2
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沼……？と首を傾げるわたしに友だちは隣の椅子をひいてキヨさんを座らせる。友だちはなんだか面倒くさそうな、はたまた呆れたような顔をしていた。
「こいつはあたしの友人、で、とりあえずキヨ。さっき言ってたゲーム実況者ってやつ」
「えっ？あ、そうなんだ……いや、あんまりわからないんだけどこの状況が」
「そうだよね、うん」
たはあーとため息をついてから友だちが教えてくれた内容を要約すると、まず友だちとキヨさんは友達らしい。ある日わたしの写真をキヨさんに見せたら一目惚れしちゃったらしく、今はお見合いみたいな状況になっているらしい。
「Aさんのことは聞いてます。ホス狂でメンヘラだって。恋人も同じくらい重い人がいいんですよね」
「そ、そうです」
うさんくさい笑顔を見せつけてくるキヨさんにたじたじしていると、テーブルの上に乗せていたわたしの両手をキヨさんがぎゅっと包み込んだ。
「それ、俺なら叶えられます。お金もあるんでホストに貢ぐどころか、むしろ貢ぎますよ」
こわい。初対面でこんなこと言われるわたしの気持ちわかるか、という助けを求めて友だちを見ればやっぱり呆れた顔。
「こいつの言ってること本当だから。金は有り余ってるし、あんたに負けないくらい重い。でも良いやつ？うん、まあ良いやつだから仲良くしてやって」
「え、えぇ……」
「試しにお付き合いとかどうですか？もし俺になにかされた時ように契約書作ってもいいですよ」
にっこりと笑うキヨさんと、わたしはいつの間にかLINEを交換してしまっていた。
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ｱｲ - 本当に大好きです一気読みしちゃいました (4月5日 20時) (
レス) @page13 id: 183a2d775b (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - うわすき！！ (3月3日 12時) (レス) @page10 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
あお - あああああぁぁぁ！私の好きな物語です！応援してます！ (3月2日 8時) (レス) @page9 id: 4f6d70bcc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パパイア佐藤 | 作成日時：2024年2月25日 18時
