信じられない光景 ページ32
緑谷side
僕らが目にしたのは、地面から壁を出し、攻撃を防いだAちゃんの姿。
だけど、それはあり得ないことだ。
そんな中、蛙すっ...梅雨ちゃんが聞いてきた。
「ねぇ、緑谷ちゃん。Aちゃんって『
「う、うん。そのはずだよ。けど...」
そう。おかしい。
だって、Aちゃんの個性は時間を操る"個性"だ。地面を操る"個性"じゃない。
...もしかして...今までAちゃんが自分の"個性"で動揺していたのは......！
そんな事を考えていると、Aちゃんにまた攻撃しようとする脳無の姿。けど、
「チッ...なりふり構ってられないな...！(パチンッ)『
どこからともなく現れた盾で攻撃をはね返した。
「(パチンッ) かっちゃん、借りるよ...『爆破』」
今度はおそらくかっちゃんと同じ"個性"での攻撃。
「待てよ...？たくさんの"個性"。
お前......もしかして...！」
ボソボソ何か言いながら、手の
「...！近寄るな！！」
そう言い、避けようとしたAちゃんに脳無が攻撃。それを読んでいたのか、Aちゃんはすかさず躱す。
だが、そのせいでバランスが崩れた。
隙を突き、手の敵はAちゃんの両手首を掴み、地面に叩きつけた。
その衝撃で、フードで隠していたAちゃんの顔があらわになった。
掴まれたAちゃんの腕がどんどん崩れていく。
「いっ...！！」
僕は助けなきゃと、その場を動こうとした。
「何してんだよ緑谷！今出たら俺らがいるのバレるぞ！？」
そう言って僕を止める峰田くん。「でもAちゃんが...」と僕が動こうとしたそのとき、
衝撃的な言葉を手の敵は放った。
顔につけた手から覗く、慈愛のこもった瞳で。
「やっぱり！！
対するAちゃんは、冷や汗を垂らしながら、
「元気でな何よりだよ。
その言葉に僕は耳を疑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢桜(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年4月6日 13時) (
レス) id: 92986b8ad8 (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - めっちゃ続き気になります!!更新頑張ってください！ (2019年2月17日 21時) (レス) id: 3d5bc7771c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢桜 | 作成日時：2018年12月2日 16時
