爆弾発言 ページ4
私が指を鳴らした瞬間、かっちゃんは動けなくなった。
私の"個性"によって。
かっちゃんはイラだった様子で、
「おい、A！"個性"解けや！何のつもりだ！？」
私はかっちゃんの身体だけを止めた状態にしていた。何のつもりと言われても...
かっちゃんの様子に呆れながらも私は言った。
「それはこっちのセリフ。口だけでも動かしてあげてるんだからありがたいと思いなよ」
「あぁ！？」
私がそう言うと、怒りの矛先はこちらへ向いた。
「何でデクに強く当たるのさ...意味が分からない。少しはデクの意見を聞きなよ」
「Aてめぇ...デクの彼女だからっていっちょまえに庇ってんじゃねぇぞ！？」
そう。私は一年前から、デクの彼女でもある。
「別にいいじゃん。それにデクがどこ受験しようが、かっちゃんには関係ない話でしょ？」
「んだとぉ！？」
私の発言でかっちゃんの怒りはMAXだ。
そのとき、先生がとんでもない事を言った。
「そういえば、万能は雄英から『推薦』来てたな」
「ちょっ！先生...」
「ハァァァァ！？」
先生の爆弾発言により、皆が驚きを示した。
プライバシー知ってる？先生...
デクやかっちゃんも例外ではなく...
「えっ！？Aちゃんそれ本当！？」
「A！聞いてねぇぞ！」
「そりゃ、かっちゃんにはまだ言うつもり無かったし...言ったらかっちゃんうるさいでしょ？
デクには、後でちゃんと言おうと思ってたんたんだけど...ゴメン」
私がデクに謝ると、
「い、いいよ全然！やっぱりAちゃんはすごいなぁ」
そういいはにかむデク。
かっちゃんに言う気は無かった。彼は常にトップを目指している。
私が推薦を受けたと知ったら、かっちゃんのイライラを募らせるだけと思っていた。
そう思っての考えだったのだが、
「チッ！とりあえず"個性"解けや！！」
通常運転だったので、どうやら心配はいらなかったようだった。
放課後。私はデクに駆け寄った。
「デクごめん。今日晩御飯の買い出ししないといけなくて...一人で大丈夫？」
「だ、大丈夫！僕のことは気にしなくていいから...気をつけてね？」
少しぎこちなく笑うデク。心配だ...凄く
「本当にごめん。デクこそ気をつけて帰ってね？」
私は小さく手を振って教室を出た。
買い物から帰ってきて家のテレビをつけると、かっちゃんが
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夢桜(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年4月6日 13時) (
レス) id: 92986b8ad8 (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - めっちゃ続き気になります!!更新頑張ってください！ (2019年2月17日 21時) (レス) id: 3d5bc7771c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢桜 | 作成日時：2018年12月2日 16時
