＊＿＿EXILE TRIBE短編集２

smile again.＊隆二＿５ ページ50

「１年間、本当にありがとう。


泣かせてばっかだし、忙しいし


何もしてやれてないけど


絶対に幸せにするから…だから、


俺から離れないでほしい 。」



Aの目をまっすぐ見て伝える。

ちゃんと伝わったかな。



『隆ちゃん、怒ってごめんね…』


「許してくれる？また、俺の隣で


笑ってくれる？」


『あたしなんかで良かったら……』




ちゅ、




Aの頬を流れる涙を

そっと拭った。




『次、忘れたら知らないから…』


「もう忘れない……」



もう一度、Aを強く抱きしめた。

愛しくて、本当に大好きで。

いつの日にか必ず

誰よりも幸せにするから…。

もう少し待っててよ。

不安になったら、何度も

こうして伝えるから。






「A、、愛してる……」


『あたしも、隆ちゃん……』





ほら、そうやって

笑って？ずっと。


Aが笑ってくれるなら

何度だって伝えるよ。






伝え続けるよ 、

想いを乗せて。





＊Fin.

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