＊＿＿EXILE TRIBE短編集２

飴ちゃん＊健二郎＿１ ページ44

「ただいまーっ！」






『健ちゃん……(；＿；)』


「わっ！Aどしたん？？」


『わーーーーん(；＿；)』


「よしよし、どっか痛いんか？」



あたしは、健ちゃんに

今日あったことを話した。



「ぷ、」


『なんで笑うの』


「おもしろすぎやで、それ」



ご飯、オムライスにしようと思って

卵を冷蔵庫から取ったら落として

それに滑って転けて肘打って…

痛…って思って立ち上がったら

今度は開いたままの冷蔵庫の扉で

頭打って落胆した。



『何も笑わなくてもいいのに。』


「ごめんごめん、じゃあな、


１個良いものあげるな」


『ん？なになに？』


「はい、飴ちゃん。」



健ちゃんはあたしに、

見たことないような

キラキラした飴をくれた。



『どしたの？これ！！すごいキレイ！』


「臣からもらってん、今日」


『えー！臣くん！！！！』



大好きなおみくんの名前を聞いて

一気にテンションあがる私。



「A、テンションあがりすぎやわ」


『ほんとにもらっていいの？』



健ちゃんの話なんて

耳に入らないよ？

おみくんと聞いたら。



「まあーええわ。な、この飴ちゃんには


秘密があるらしいで。」

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