＊＿＿EXILE TRIBE短編集

お花＊隆二＿５ ページ13

『可愛いよお！ありがとう！！』



Aが、大好きなピンク系で

まとめてもらった。

正直、何が良いか分かんなかったから

イメージで。あと、想いが伝わるように。

花には、言葉があるって聞いたから。



『隆ちゃん、このお花…』


「俺の想い。A、花言葉詳しいでしょ？」



使ってもらったのはピンク色の

ストックっていう花とモモの花。



『ありがとう…』


ぎゅーっ、


「A、大好き」


『あたしのほうが好きだもん』



Aを強く強く抱き締める。



「ね、ケーキあるよ」


『わあ食べよお〜！』


「じゃーん！！！」



…あれ？買ったときと

姿が…違う。

見るも無惨な姿になっていた。



『隆ちゃん…』


「ごめん、俺間に合わないと思って、走って…」


『もー、いいのにー(笑)ありがとう。』



と、彼女は言うと

無惨な姿のケーキを食べ始めた。



『隆ちゃん、ありがとう。

あたしも隆ちゃんの虜だよ。』



満面の笑みを浮かべるAに

もう一度、優しくkissをした。






ストックの花言葉は

【永遠の愛】

モモの花言葉は

【あなたの虜】



俺は、永遠に

あなたの虜です。





Fin.

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