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最終話 ページ16

離れた後のAの顔は凄く真っ赤になっていた


初めて彼女から口付けてきたのだ


今まで俺からは何度もしたけどAからした事は一度もなかった




「不器用だな」

「うっさい」



下手くそで不器用なキスだったけど俺には凄く愛しいキスだった





「彼女卒業するとかもう言わせねぇから」


俺はやっぱりAじゃないとダメなんだなって




ちょっと照れくさいけどお前に告げるよ





「ずっと俺のそばにいろよ」



まだ頼りねぇかもしれねぇけど

今までした浮気は取り消せねぇけど


お前がずっと俺のそばにいて欲しいって願いを込めた言葉

それは俺からの大切で愛しい君への




小さなプロポーズ



「愛してます」





〜END〜

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作者名:紫季 | 作成日時:2016年4月10日 1時

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