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次の日、学校に行くと私は早速鉄朗の観察を始めた
確かに登校中も休み時間も女子と喋る様子は無かった
何度か女子が喋りかけようとしていたが夜久が間を取っているようだ、それに鉄朗の様子がいつもとは違って暗い気がする
「アイツどうしたんだ?」
部活が始まると鉄朗が珍しく最初から参加していた
「A、お前何してんだよ」
「鉄朗観察、アイツの頭がお花畑なのかなって」
「お花畑?そんな事ないだろ?アイツの頭はいつだってAでいっぱいだろ」
「えー、なにそれ」
夜久が笑いながらそう言ってきて少しだけ和んだ
部活が終わっても鉄朗は女子と会話をする事なく学校を出ていった
「アイツまじで会話しないんだ...」
少しだけ鉄朗に悪い事をした気がしてきて追いかけようとした時
「ねぇ、黒尾くんやっぱり彼女さんと帰ったのかな?」
そんな言葉が聞こえて思わず物陰に隠れた
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作者名:紫季 | 作成日時:2016年4月10日 1時