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母｢今日はもう美沙疲れてるだろうから、これくらいにしておきましょうか｣
そう言った母さん
おそ｢じゃあ今日は帰るか、結局十四松と一松帰ってこなかったな｣
トド｢一松兄さんったらほんとに…あ、連絡先交換しよ！なんだかんだしてなかったはずだから｣
貴方｢うん｣
みんなが帰るときにトド松と連絡先を交換した
みんなが部屋を出ると父さんと母さん、そして私の3人になった
母｢そう言えば美沙、どこまでの記憶があるの？？｣
あ…
貴方｢記憶…か｣
どこまで…
今って…
貴方｢今って、2018年だよね？｣
母｢…ちがうわよ。今は2020年｣
貴方｢え…｣
2年も…記憶ないの…？？
母｢まる2年なら、一松くんを覚えてないはずよね｣
いちまつくん…
貴方｢一松くんは…だれなの？｣
母｢…一松くんは…、ううん、いまは混乱すると思うから、やっぱり今はゆっくり休みましょう。｣
ちょっとモヤモヤしながらも返事をした。
母はこのあと先生に話があると父と一緒に部屋を出ていった。
残ったのは手元にある名前の書かれた紙
飛んで出ていってしまった人、一松くん
彼とはどんな関係なのだろう。
どうして2年の記憶がないのだろう
ぼーっと考えてたらガラッと扉の開く音がした
黄色のパーカーのひと。
えっと…
紙で確認
あっじゅうしまつくん
貴方｢あの、どうかしましたか？｣
十四｢…一松兄さんね、凄く落ち込んでる。｣
覚えてないからだろう。
貴方｢ごめんなさい。十四松さん達と、どんな関係なのか、分からないけど、わたし、思い出せるように頑張ります。｣
十四｢…うん！｣
そう言うと部屋を出ていった。
明るい顔してるけど、なんか無理してるような返事でもあったなあ
しばらくして両親が帰ってきて少し暗い顔してて
貴方｢どうしたの？｣
そう聞いても話はしてくれなかった
明日また両親が来て、つぎは私も含め先生とお話するそう。
その時にいろいろなことがわかるだろう。
今日はこれで両親は帰ることになった。
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作者名：有汰 | 作成日時：2020年9月16日 20時
