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『…』









私は目を覚ました









知らない天井が目の前に広がっている









私は…どうなったのだろう









…ここはどこなのだろう









頭がぼーっとする









ガラッ









誰かが入ってきた









鬼壱「入るぞ」









『っ!?いっ…』









私は驚き飛び上がった







同時に腹部から痛みが走った









鬼壱「急に動くと傷が開く…もう、遅いか」









腹部に巻いてあった包帯に血が滲み出していた









十六夜の鬼は手に持っているお盆を置き私に近づいて腹部に触れた









『ビクッ)…うっ…』







近づいてきて鬼の顔を見た時、驚いた







どういうことなのだろう






これは…








鬼壱「すまない驚かせてしまった」









十六夜の鬼はすっと私から離れた









『はぁ…はぁ…っ…貴方は…』








私が驚いたこと






それは、十六夜の鬼の姿









十六夜の鬼は、前見た時のような目をしておらず『十六夜の壱』という字も刻まれていなかった







それに、





よく見ても鬼とは分からない普通の人間の姿であった









『…っ…その姿…』









鬼壱「…俺の名前は威都紀(いつき)だ。この姿は血鬼術のひとつだ。」









鬼はそう言った









『…私はなんのために連れてこられたの…。なぜ私を殺さない』









鬼に問うた






威「…話せば長くなる。まずは傷が開いたから手当だ。…何もするつもりは無い。大人しくしていてくれ」









鬼は優しい口調で言った









信じてもいいのだろうか








きっとこの包帯を巻いたのも彼なのだろう







だったら、心配することは無いかもしれない









抵抗すれば私の生きていられる時間も短くなるだろう









殺されてしまったら運命だと思う事にしよう









そう思い、鬼に手当をしてもらった

8→←6



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有汰(プロフ) - りぃさん» あけましておめでとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます!頑張ります!! (2020年1月1日 2時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - あけましておめでとうございます!!これからも更新頑張ってください!応援しています!! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - りぃさん» そんなっ理想の小説だなんて……(照)笑。ほんとにありがとうございます!頑張ります。まだまだ続くのでどうかよろしくお願いします! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - はなさん» 初コメありがとうございます!切ない感じが好きで頑張ってやってみてますが、やっぱり難しくて苦戦中です笑ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - 初めから読ませてもらいました。まさに理想の小説です!更新頑張ってくださいね!! (2019年12月30日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有汰 | 作成日時:2019年12月2日 7時

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