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鬼は近づいてきて私を抱えた
意識は何とか持ちこたえてる
鬼「…そのカラス、付いてこないようにしてくれ」
鬼の機嫌を損なわないために、指示に従うしかない
『…一茶、ここでお別れ…ごめんね…最後に、お館様に…伝えて欲しいことが、あるの』
一茶に私は言った
『もう戻ることは無いでしょう
鬼殺隊として鬼を殺さないのは有るまじき行為だと重々承知です。ですが、風柱様を守るためにはこうするしかありませんでした。
鬼は私さえ付いてくれば人を襲ったり食ったりしないと誓ってくれました。
本当かは分かりませんが、今はこれを選ぶしかありませんでした。』
言い終わると一茶は涙を流して飛んで行った
??「Aさんっ」
この声…
声のするほうを見れば黄色い頭の善逸くんがいた
とてもビクビクしている様子だった
きっと呼び出されて炭治郎くんや伊之助くんと手分けして探していたのを少し早く善逸くんが見つけたのだろう
私を抱える鬼をみてさらに真っ青な顔になった
鬼は私を抱え立ち去ろうとした
『…まっ…て』
私は鬼をとめた
『善、逸くん…お願いがあるの…』
善逸くんに事情を簡潔に話し、実弥に伝言を頼んだ
・
・
・
言い終わると泣きじゃくる善逸くんを見て、申し訳ない気持ちになった
ごめんね善逸くん
鬼は私を抱え歩き出した
薄れていく視界
私は意識を失った
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有汰(プロフ) - りぃさん» あけましておめでとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます!頑張ります!! (2020年1月1日 2時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - あけましておめでとうございます!!これからも更新頑張ってください!応援しています!! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - りぃさん» そんなっ理想の小説だなんて……(照)笑。ほんとにありがとうございます!頑張ります。まだまだ続くのでどうかよろしくお願いします! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - はなさん» 初コメありがとうございます!切ない感じが好きで頑張ってやってみてますが、やっぱり難しくて苦戦中です笑ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - 初めから読ませてもらいました。まさに理想の小説です!更新頑張ってくださいね!! (2019年12月30日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有汰 | 作成日時:2019年12月2日 7時