検索窓
今日:2 hit、昨日:16 hit、合計:283,899 hit

23 ページ24

月子「やっぱりここが1番!」






『うんうん!』









食べながら私たちはこの町で最近あったことや、月子の兄弟のはなしをした









だが、







私が考えていたいた大切な話の始めるタイミングが見つからない





月子「それでね、弟ったら…ってどうしたの?」









『え?』









月子「いま、ぼーっとしてたでしょ!なになに?恋でもしたの?笑」







私、ぼーっとしてたのか、気づかなかった





『ううん、そんなんじゃないよ笑』









月子「…なにか隠してるでしょ」









急にムッとした顔を見せた月子









天然なくせに、変なところに感が鋭い







いまはそのおかげで話すタイミングを作れたけど







『…実はね。とっても大切な話。月子にはしておきたくて』





月子「うん」






『黒い服の刀を持つ人。あれはね、鬼殺隊っていうの。』





月子「きさつたい?」






『そう、鬼を殺す隊員。この町の人は不思議と知ってる人はいないけれど、この世には鬼がいるの。人間を喰べる鬼。』







月子「おに…」








『実は、私もその鬼殺隊っていうのに入ってた。この世に平和をもたらす手助けをするため。月子たちみたいな私の大切な人を守るため。でも、いまは、ある理由で逃げてる…と言うより、見つかってはいけないの。』








月子「どうして?」









『理由は言えない。誰にも。ごめんね。でも、私が目的な訳じゃないかもしれない。もしかしたら…』








言いかけたことろで私は思った







鬼が来ているかもしれない。その可能性があるなど言えば、月子は当然怖がるだろう。

そんな事言えば、怯えた暮らしをさせてしまう。言ってはいけないことだ。






月子「…もしかしたら?」









『ごめん、なんでもない笑』








月子「え!気になるじゃん!」







『ごめんごめん笑。でも、私が言いたいのはこれだけ、隠しててごめんね。月子にには知ってて欲しかった。他の人には話さないって約束してくれる?』








月子「うん、もちろん。きさつたい…?でも、Aのことが好きなのは変わらないよ。約束する」









『ありがとう。…じゃあ、そろそろ帰らないと』




私達は席を立つ





甘味処を出て








月子「じゃあ、またね。また近々会えるでしょ?」








『うん、来たら尋ねるね』









そう約束して、お別れをして屋敷に向かって歩いた

24→←22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (214 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
673人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

有汰(プロフ) - りぃさん» あけましておめでとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます!頑張ります!! (2020年1月1日 2時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - あけましておめでとうございます!!これからも更新頑張ってください!応援しています!! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - りぃさん» そんなっ理想の小説だなんて……(照)笑。ほんとにありがとうございます!頑張ります。まだまだ続くのでどうかよろしくお願いします! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - はなさん» 初コメありがとうございます!切ない感じが好きで頑張ってやってみてますが、やっぱり難しくて苦戦中です笑ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - 初めから読ませてもらいました。まさに理想の小説です!更新頑張ってくださいね!! (2019年12月30日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:有汰 | 作成日時:2019年12月2日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。