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月子「やっぱりここが1番!」
『うんうん!』
食べながら私たちはこの町で最近あったことや、月子の兄弟のはなしをした
だが、
私が考えていたいた大切な話の始めるタイミングが見つからない
月子「それでね、弟ったら…ってどうしたの?」
『え?』
月子「いま、ぼーっとしてたでしょ!なになに?恋でもしたの?笑」
私、ぼーっとしてたのか、気づかなかった
『ううん、そんなんじゃないよ笑』
月子「…なにか隠してるでしょ」
急にムッとした顔を見せた月子
天然なくせに、変なところに感が鋭い
いまはそのおかげで話すタイミングを作れたけど
『…実はね。とっても大切な話。月子にはしておきたくて』
月子「うん」
『黒い服の刀を持つ人。あれはね、鬼殺隊っていうの。』
月子「きさつたい?」
『そう、鬼を殺す隊員。この町の人は不思議と知ってる人はいないけれど、この世には鬼がいるの。人間を喰べる鬼。』
月子「おに…」
『実は、私もその鬼殺隊っていうのに入ってた。この世に平和をもたらす手助けをするため。月子たちみたいな私の大切な人を守るため。でも、いまは、ある理由で逃げてる…と言うより、見つかってはいけないの。』
月子「どうして?」
『理由は言えない。誰にも。ごめんね。でも、私が目的な訳じゃないかもしれない。もしかしたら…』
言いかけたことろで私は思った
鬼が来ているかもしれない。その可能性があるなど言えば、月子は当然怖がるだろう。
そんな事言えば、怯えた暮らしをさせてしまう。言ってはいけないことだ。
月子「…もしかしたら?」
『ごめん、なんでもない笑』
月子「え!気になるじゃん!」
『ごめんごめん笑。でも、私が言いたいのはこれだけ、隠しててごめんね。月子にには知ってて欲しかった。他の人には話さないって約束してくれる?』
月子「うん、もちろん。きさつたい…?でも、Aのことが好きなのは変わらないよ。約束する」
『ありがとう。…じゃあ、そろそろ帰らないと』
私達は席を立つ
甘味処を出て
月子「じゃあ、またね。また近々会えるでしょ?」
『うん、来たら尋ねるね』
そう約束して、お別れをして屋敷に向かって歩いた
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有汰(プロフ) - りぃさん» あけましておめでとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます!頑張ります!! (2020年1月1日 2時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - あけましておめでとうございます!!これからも更新頑張ってください!応援しています!! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - りぃさん» そんなっ理想の小説だなんて……(照)笑。ほんとにありがとうございます!頑張ります。まだまだ続くのでどうかよろしくお願いします! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - はなさん» 初コメありがとうございます!切ない感じが好きで頑張ってやってみてますが、やっぱり難しくて苦戦中です笑ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - 初めから読ませてもらいました。まさに理想の小説です!更新頑張ってくださいね!! (2019年12月30日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有汰 | 作成日時:2019年12月2日 7時