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『んっ…』
朝だ
横には実弥が眠っている
私は寝ている実弥を起こさないようにそっと布団から抜け出した
お手洗いに行って、屋敷の台所へ向かった
使「おはようございます」
『おはようございます』
この屋敷の使いの方が朝早くご飯を作ってくれていた
使「居間でごゆっくりしていてくださいね」
にっこりとして使いの方は言った
なにか手伝おうって思ったけど、逆に使いの方の邪魔になるかもしれないと思い、大人しく居間で待っていることにした
しばらくすると実弥が起きてきた
実「…はよ」
『おはよう実弥』
テーブルを挟んで私の前に座った実弥
まだ眠そうな顔をしてる
実「…今日はのんびりするか…」
独り言だろうか、彼はそう呟いた
ご飯が出てきて、私たちは手を合わせて「いただきます」と食べ始めた
・
・
私はご飯を食べ終わると食器を持って行って、昨日着てきた隊服に着替えた
『よしっ』
髪も綺麗にして、簪をさして
これで完璧
実「どこか行くのか?」
隊服にまだ着替えていない実弥が顔を出した
『うーん、特にないけど、とりあえず。この寝間着は実弥のだから大きくて歩きずらいし、こっちの方がいい。それに、しのぶさんの所に行こうかなって』
実「そうか、ちょっと待ってろ」
そう言って実弥はどこかへ行ってしまった
しばらくすると実弥も隊服に着替えて戻ってきた
『あれ?実弥も着替えたの?』
実「お前だけ隊服は変だからな、今日はこれで外にでる」
『え?実弥も外でるの?』
実「わりいかよ」
『いや、悪くないけど』
実弥も来るのか
まぁ、一緒なのは嬉しいけど
・
・
そうして私たちはしのぶちゃんの屋敷へ向かった
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有汰(プロフ) - りぃさん» あけましておめでとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます!頑張ります!! (2020年1月1日 2時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - あけましておめでとうございます!!これからも更新頑張ってください!応援しています!! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - りぃさん» そんなっ理想の小説だなんて……(照)笑。ほんとにありがとうございます!頑張ります。まだまだ続くのでどうかよろしくお願いします! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - はなさん» 初コメありがとうございます!切ない感じが好きで頑張ってやってみてますが、やっぱり難しくて苦戦中です笑ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - 初めから読ませてもらいました。まさに理想の小説です!更新頑張ってくださいね!! (2019年12月30日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有汰 | 作成日時:2019年12月2日 7時