19 ページ20
また数日して買い物を頼まれ行って
また数日して買い物を頼まれ行って
甘味処のお婆さんとも仲良くなるぐらい、結構な頻度で町に出られるようになった
小さな町なので、みんなが家族のように仲良くしている
私も来る頻度が増え、仲良くしてくれる人も増えた
私と歳の変わらない女の子の友達(月子)も出来た
「おう!Aちゃん!今日はなんのようだい?」
『えっと、大根と…』
私は野菜を選ぶ
「はいよ!おまけしとくね」
『いいんですか!ありがとうございます』
野菜売りのおじちゃんもとても優しくて仲良くなって、最近は町のちょっとしたウワサ話などしてくれる
町の仲良くなった人には、私の事も聞かれたことがあるけど、言えないって言えば、皆なにか悟ってくれてなるべく口に出さないようにしてくれていたり。
本当にいい人達ばかりで大好きな町になった
「いいってことよ!…そういえば、ついこの前」
おじちゃんは何か不思議そうな顔をして言った
「なんか、黒い服を着た若造がいたんだよ。ここら辺じゃ見たことねぇ。」
『黒い服?』
「あぁ、たぶん旅人かもしれねぇけど、気になってよ。そうだ、刀を腰に差してたな。」
もしかして
それって鬼殺隊ではないか?
町に来てから1度も見たことがなかったから、ここには来ないんだと思っていたのに
まさか……鬼の情報が出たのか?
それとも、私を探しているとか……それは無い、か?
『…』
どうしよう。もし私が目的で見つかれば、私は連れていかれる。そうしたら威都紀が動き出してしまう。
威都紀が人を殺すことになれば
……まず襲われるのはこの町
お婆さんもおじちゃんも月子も……みんな殺されてしまう
「どうしたんだ?Aちゃん」
『はっ)あ、いえ!そうなんですね。誰なんですかね。あはは』
私は何とか話を終わらせ直ぐに町を出た
673人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有汰(プロフ) - りぃさん» あけましておめでとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます!頑張ります!! (2020年1月1日 2時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - あけましておめでとうございます!!これからも更新頑張ってください!応援しています!! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - りぃさん» そんなっ理想の小説だなんて……(照)笑。ほんとにありがとうございます!頑張ります。まだまだ続くのでどうかよろしくお願いします! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - はなさん» 初コメありがとうございます!切ない感じが好きで頑張ってやってみてますが、やっぱり難しくて苦戦中です笑ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - 初めから読ませてもらいました。まさに理想の小説です!更新頑張ってくださいね!! (2019年12月30日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:有汰 | 作成日時:2019年12月2日 7時