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エ「ミネ」
『…エンデヴァー、さん』
みんなの後ろで声がしたと思ったら、エンデヴァーさんの顔が見えた。
いつの間に
ヒーロースーツのまま、そしてボロボロの姿のまま
冬「遅くなってごめんなさい」
その後ろには更に冬美さんと夏雄さんが
夏「なんとか用事済ませてきた」
初めての家族集合。
翼も私の父もエンデヴァーさんを直接見たことはなく驚いたのか、口が空いたまま動かない
エ「生まれたと聞いて、来た」
急いで来たのだろう。エンデヴァーさんの額には汗が滲んでいた
『ここにいて、大丈夫なんですか？わざわさ、私なんかのために』
エ「ミネは、俺のムスメだ」
家族と向き合う。そう決めたエンデヴァーは、血の繋がりのない私でも、ムスメだとはっきりと言ってくれた。
私含め、しっかり向き合ってくれようとしてることがエンデヴァーさんの目を見て分かった
エ「養子縁組の話の時は来れなくてすまなかった。どうしても抜け出すことが出来なかった。本当に申し訳ない」
『…い、いえ、そんな』
今休む暇もなくヴィランの対応をしているはずのエンデヴァーさん。この時間を睡眠にでも割いて欲しいくらいなのに。わざわざ来てくれた
そして私の父に対しても、燈矢のした事、養子縁組のこと。申し訳ありませんと謝っていた
深々と頭を下げるエンデヴァーさんに、父はあたふたと頭を上げるように言った
エ「またすぐに行かないとならない。長くいられなくてすまない。ミネ…いや、A」
エンデヴァーさんはゆっくりと私に向かって歩き出す
『…いえ、私よりも大切なことが今あるはずです。ご無理なさらずに…。少しの時間でも来てくださったこと、凄く嬉しいです。ありがとうございます』
ベッドのそばに来ると、エンデヴァーさんの視線は私の手の中にいる燈和に向いていた
『…抱いてあげてください。燈和といいます。』
エンデヴァーさんの今の表情では、どんな気持ちなのか正直分からなくて不安だったが、
私はエンデヴァーさんに燈和を渡した
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ナギ(プロフ) - 続き楽しみにしています。涙なしでは見れない作品です。 (2月27日 13時) (
レス) id: 9503d16bf6 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 本当に面白くて一気に読んじゃいました！更新楽しみにしています✨ (11月10日 9時) (レス) @page25 id: 05acd46dee (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - 百合さん» ありがとうございます😭そう言っていただけで嬉しいです！これからもどうかヒロインを見守ってあげてください！ (11月8日 22時) (レス) id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - レイさん» ありがとうございます🥺更新遅くて申し訳ありません。頑張って完結は約束致しますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 (11月8日 22時) (レス) id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
百合(プロフ) - 涙の水溜まり不可避だろおぉぉ、、、主人公に幸あれ、、 (11月7日 18時) (レス) @page24 id: 587110230b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有汰 | 作成日時：2023年3月17日 22時
