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なぜ、ありがとうと言われたのか分からなかった
『ど…言う』
冷「あの子を愛してくれてありがとう。…あの子の子供を見られるなんて思っても見なかった。もし、良ければ…私はAさんとその子の支えになりたい。」
冬「…お母さん」
冷「Aさん1人で抱えさせない。Aさん含め、私たちの問題です。」
『そんな…私は…』
私は、彼らにこれ以上負担をかけたくない。今でもいっぱいいっぱいなはずなのに、
『…私は、大丈夫です。公安に保護されますし、子供も、1人で…。』
1人で、育てる…
ふと、もし燈矢がいたのなら。ごく普通の家族みたいな、感じになれたのかな…
『…燈矢…』
燈矢の顔が浮かんだ。
左薬指のシルバーリングに目が行った
冷「指輪、あの子もつけてた。」
ホ〈わぁ、ほんとだ〉
ホークスはわざわざ私の後ろから顔を出して私の指輪を確認した。
『燈矢に最後に会った時に、貰いました。こっそりポケットに入ってて…サイズが左薬指でちょうどで。』
冷「あの子も、同じ左薬指だった。そう言うことなんでしょう。」
『…法律上の夫婦にはなれないけれど、この指輪を貰っただけでも…』
本当は、同じ轟の姓を名乗りたかった。でも出来ないものは出来ない
冷「あの子がそう言うことをするなら、私たちがあの子のした責任を取らないといけない」
『責任だなんて…私が好きでつけてますし、洗脳されてるわけでもありませんし…』
冷「法律上の夫婦にはなれないけれど、ということは、本当は夫婦になりたかったんですよね？」
冷さんは私の言葉を聴き逃してなかった
『あ…はい、そうですね。同じ苗字を名乗りたかったとは…思ってます。』
視線を落とす
冷「養子縁組はご存知ですか？」
『養子…？』
養子縁組。何となくだが知ってる
冬「お母さんっ、でもっ、それは、Aさんを…」
冷「もう巻き込んでる。だから守るために突き放すんじゃなくて、守るために一緒になるの」
ホ〈養子縁組ということは、ミネが轟の姓を名乗れる。まぁ、家族になれますね。兄妹という形になりますが…〉
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有汰(プロフ) - lokilokiさん» ええええええ！！いやいや！超馬鹿です！！なんか嬉しい！ありがとうございます！！嬉泣 (2023年2月19日 16時) (
レス) @page35 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 面白すぎる!!貴方は天才ですか⁉ (2023年2月18日 23時) (レス) @page33 id: 1aee02cf1e (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - たまごおいしいさん» ありがとうございます！！泣。ご期待に添えるように頑張りたいと思います！！！ (2023年2月14日 19時) (レス) @page31 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
たまごおいしい - つ…続きがすごく気になります。私の推しなのでとても嬉しいです。お身体に気をつけつつ頑張ってください。応援しています。 (2023年2月13日 0時) (レス) @page28 id: fe5976e051 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - 霜凪さん» そんなっ！恐縮です…。(嬉泣)めっちゃ夢主ばっかりで申し訳ございません。頑張ります！ありがとうございますっ！！ (2023年2月1日 22時) (レス) @page20 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有汰 | 作成日時：2023年1月22日 13時
