57 ページ7
『その後は、私が彼を変えてみせます。何年かかるか分からないけれど。彼を変えたい。大丈夫、きっと、この子が私たちを繋げてくれる。』
私は自分のお腹を優しく撫でた
冷「Aさん」
『…はい』
冷「やっぱり、燈矢の子供なんですね。」
『…はい。彼の動画、私も見ました。彼の言っていた"オヒメサマ"は私の事。
夏「どうしてオヒメサマ…？」
『…彼に、話したことがあるんです。ラプンツェルを』
エ「ラプンツェル…？」
『私は、もう見つかることはないだろう、死ぬまであの鎖された部屋にいるんだと思っていました。そのとき、ふと、ラプンツェルを思い出したんです。ラプンツェルは生まれて魔女に攫われ何十年と塔の上で過ごしていました。私はラプンツェルと似てるなって思ったんです。彼に話すと笑われました。』
少し恥ずかしくなって目を伏せて話した
『その後、私は訳あって怪我をして、そのとき2日寝込んでいた時があるんです。怪我のことは、後に話します。それで、王子様は助けに来ないのかなって話をしたら。ラプンツェルは大泥棒のフリンと恋に落ちるって教えてくれました。私が寝ている2日の間にちょうどテレビでやってたんだって。彼は私が寝込んでいた2日間ずっとそばにいてくれていたのを知りました。』
それから少しあって、彼は私をオヒメサマと言うようなった。
ホ〈それは初めて聞きましたね。〉
静かな部屋にホークスのAI音声が響く
『すみません。どうでもいいことだと判断したので、目良さんにも言ってませんでした。』
ホ〈それじゃあ、その話含め、彼とミネについて話してください〉
『はい…今から、すべてお話します。私と彼に関する事すべて。』
私は彼と出会ってからのことをすべて話した。
私は意図的に連れ去られたこと。私を利用するつもりだったと聞いた事。
私が個性で彼の正体を知った時のこと
彼は夢を見ていたこと。私のいる部屋で寝ると夢を見なくなったこと。
そして寝る時は毎回私のところに来ていたこと。
私の左腕にある傷は怪我は燈矢がした事
一緒に過ごすうちに彼の隠れる優しさに気づいたことや、彼は彼で私の事を心から信用してくれていたこと。誰よりも理解してるのを分かってくれたこと。
2人して、好きだったことに気づいたこと。
子供が出来たこと。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 827人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有汰(プロフ) - lokilokiさん» ええええええ！！いやいや！超馬鹿です！！なんか嬉しい！ありがとうございます！！嬉泣 (2023年2月19日 16時) (
レス) @page35 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 面白すぎる!!貴方は天才ですか⁉ (2023年2月18日 23時) (レス) @page33 id: 1aee02cf1e (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - たまごおいしいさん» ありがとうございます！！泣。ご期待に添えるように頑張りたいと思います！！！ (2023年2月14日 19時) (レス) @page31 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
たまごおいしい - つ…続きがすごく気になります。私の推しなのでとても嬉しいです。お身体に気をつけつつ頑張ってください。応援しています。 (2023年2月13日 0時) (レス) @page28 id: fe5976e051 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - 霜凪さん» そんなっ！恐縮です…。(嬉泣)めっちゃ夢主ばっかりで申し訳ございません。頑張ります！ありがとうございますっ！！ (2023年2月1日 22時) (レス) @page20 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：有汰 | 作成日時：2023年1月22日 13時
